書物蔵

古本オモシロガリズム

由良君美のフルホン本

この前、どの古書展だったか、『みみずく古本市』を手にとって、「あー、こりゃ、英文学だからいいか」と戻しちゃったんだけど、いろいろオモシロげなことが文章に埋まってるような予感。今度は拾ってみるべぇか、と相場を調べたところ、「日本の古本屋」「スーパー源氏」ともに見あたらず。古書店の販売リスト、それもグーグルのキャッシュをみたら、3000円台の後半をつけてた。これはネットで買うと高くなる予感。やはり、古書展で拾うのがベストですなぁ(*´д`)ノ
実際のとこ相場はどうなの? と、フルホン本の解題書誌を見てみると。
『みみずく偏書記』のほうは、『読書狂言〓語抄』にも採録されておって、「前者の古書価は二千五百円くらい、後者は函付きの美品でも二千円以下で手に入るはず。(池谷伊佐夫『書物の達人』東京書籍2000p.34-35)この、『書物の達人』のよいとこは相場が書いてあるところだと常々友人がいうてをる。
と、相場感覚をつかんだあとは、実際に買いにいくだけなのだが…

早稲田あたりかな(^-^*)

1980年代前後の本ってのは、実は早稲田あたりに出てそうな気がする。週末の古書展の場合は、「新宿展」ね。
そういえば、明後日から3日間、路上?古本市があるみたい(・o・;)
→「週末は、早稲田に行こう!」(http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20070805
行ってみたいが、行けるかしらん(゜〜゜ ) でも初日の午後7時から、ってのは古本市としては極めてめずらしいスケジュール。いっそのこと生ビールや焼きそばの屋台とセットでもいいかも(^-^;) 「深夜の古本市」とか

夜の古本市

いきなりハナシを図書館の開館時間にもってっちゃうけど、図書館で「夜間開館」といったら、なんとまぁ平成の御世では健康的このうえないことに、だいたい午後5時以降の開館をいうようである(『図書館用語辞典』(角川1980)p.628)。
そのデンで言えば、古本市もまた、17:00〜の開催は、「夜間開店」と称してよいであろう。
「地下室の古書店」ってな古書展もあるわけだから、これは、
「夜の古本市」
ですなぁ。って、いまググると、もうこの言い回しわ使われていた(・o・;)