書物蔵

古本オモシロガリズム

写楽の謎は終わった…

古通のコラムに面白いことが。

中公新書として刊行された「写楽」も、あれだけ様々な写楽誰々説が出ているのに、反論がないのが不思議とおおせだったが、未刊の人名録「江戸方角分」の詳細な考証(略)の前では、これもおいそれと反論がたてられるものではないであろう。『日本古書通信』(936)(2007.7)p.38

なんか、謎解き伴大納言絵巻 / 黒田日出男著. -- 小学館, 2002 と同じような感じですなぁ。厳密に史料批判したら、謎の立て方自体に問題があったという…(・∀・)