書物蔵

古本オモシロガリズム

戦前の出版統計の読み方

いやサ、数値だけなら内務省の統計報告書『大日本帝国内務省統計報告』に載っている(雄松堂の復刻や国会の近デジにあり)。
現状では、牧野(1996)がほぼ唯一の考察になるんだろうけれど。
これがまた、読みづらいことおびただしい論文なのだ。言っている中身は正しいのに、こんなに読みづらいのは困るなぁ。編集がもっと手を入れるべきだったのでは(って、学術誌だからムリか)。
でも、これしかないからこれを中心に考えるしかない。
で。
この論文の読み方をみつけたのだ!`・ω・´)oシャキーン
この論文は、文を先に読んではいけない。
じゃ、なにを先に読むの? といえば、表を先に見るのじゃ!
でもその前に。前提を2つ。