書物蔵

古本オモシロガリズム

(×o×)

朝日新聞にこんな記事があった(3面)

国会図書館長に元京大総長起用へ 不祥事で調整ご破算
 衆院は14日、次の国立国会図書館長に長尾真(まこと)・元京都大学総長(70)を起用する方針を固めた。館長のポストはこれまで約45年間、参院衆院の事務総長経験者が就いてきたが、この慣例を破る異例の人事となる。今月下旬にも衆参本会議での承認をへて、両院議長が任命する。

びっくり(×o×)
たしかに初代の金森徳次郎タンが春秋会事件(当時は国会図書館乱脈事件)で引きずりおろされて横死して以来、ずっと衆参の事務トップが天下ってきてたけどね。
この記事、最後に初代については「元貴族院議員」とだけ名無しで挙げ、いかにも初代から国会関係者だったとミスリードしようとしておるが。初代は憲法大臣ですよー。現・日本国憲法の担当大臣をこのような形でしか書かないとは、この記事書いた記者は金森をそもそも知らんのだろう。国会図書館の理想に共鳴して、というより、谷福丸批判でこの記事を書いたというのがありあり(・∀・)
それはそうと、わちきが何をいいたいかというと、初代同様、衆参の天下りでない人として2代目であるというのが本質的には正しいということ。
初代があんな形で(そのうち書くね)横死していることを考えると… なんとも不吉な。
まずは枝吉勇の本を読んで国会の特性を勉強しなきゃいかんねぇ長尾先生は。