書物蔵

古本オモシロガリズム

お台場でマンガ図書館の同人誌

はてさて,どうなりますことやら
〜〜〜
行ってきますた(`・ω・´)ゝ
まずはこれをご覧あれ
ヒトいっぱい(×o×)
友人はお目当ての評論系同人誌を買っていた。
わちきはエロパロ(どうやらこの「エロパロ」ってのは死語らしい)をひととおりまわるも,心ひかれるものがなかったよ…

図書館系同人誌

評論系のなかに,ごくわずかに図書館系がある話は去年したっけか…
今年もごくわずかにありました(去年より少なくなってる気が…)
その1冊に,こんなのが。
マンガの権利宣言 / 中村崇. -- 第2版. -- サークル有明図書館, 2000.3
わちきは封建主義者なんで(・∀・)/ なんでもかでも「権利」にしちまう必要はないと思うんだけど…
ひとつ面白いとこが。
国立マンガ図書館なんて,提唱したのは友人が(そして世間様に広報したのはわちきが)始めてかと思ったら,この同人誌にありましたです。
「国立もマンガをまじめに集めて,独立したマンガ専門図書館を設置すべき(要旨)」という。
筆者は学校図書館の人(司書教諭だか学校司書だか著者略歴からは不明)。
市町村立図書館に,もっと大々的にマンガを導入すべき,と同業者に訴えるたびに,反応が芳しくないことを不審におもってるというが…
公共図書館におけるマンガについては,理論的には100年も前に米国であった「フィクション論争」で尽きているとわちきは思うぞ。
べつに同業者さんが米国「フィクション論争」について知っている訳じゃぜんぜんなくて,それとまったく同様の歴史的・社会的環境にいま現在のマンガがあるということだろうと大昔に思ったよ。
あと,マンガの分類を726.1じゃなくて913.6にせいという提言だけど,たしか9版委員会でも一度は検討された憶えが…
あと日本の場合,こんなに殖えたマンガ喫茶とどう折り合いをつけるか,という問題点もある。