書物蔵

古本オモシロガリズム

司書道(librarianship)は「学」なのか?

で。
わちきのブログ,館界の流言浮説をおもしろおかしく語るだけでも十分価値ありなのだろうし(って他にそういうものがない。館界は善人ばかりだから),図書館学ならぬ図書館学評論だからそれでもいいわけなんだけど,そこをあえて文献実証で固めるのがわちきのこだわり。
というのは半分ウソで (・∀・) ,ホントウは,先行文献も見ず,みても典拠としてあげず,すきかってなこと書きまくる今の図書館員たちへのあてつけ半分なのだ。
あるとき,わちきの興味ある主題のレジメをネットにみつけ「おお,これは」と喜んで読んだら,わちきがさる場所に書いたまんまであきれた。で,典拠なし。大学1年生のレポートですか?
わちきのアイデアをパクって論文書いたやつもいたなぁ。親切で「典拠で引用しとけ」って伝言しといたのに。見たら引用もせず,そのうえ間違った結論をだしている。それが著作権オタクだからあきれる。まあ著作権法違反は親告罪だからわちきが訴えなきゃご安泰。
著作権法じゃなくて著作権思想から学ぶべき。
模倣と創造 / 板倉聖宣. -- 増補版. -- 仮説社, 1987.11
図書館員ってのは文献報国すべくこの世に赦されてメシを喰っているのではないのか。そうでなけりゃただの穀潰し。
図書館学(図書館言説)は学術じゃなくてプロパガンダなのか(それでいいなら,というのならそれでもよい)。
社会運動でエイエイオーって言ったり(正しくはガンバロー,かな)出世したい・目立ちたいというのならそれも結構,それなら図書館員以外の立場でおやんなさい。

文献報国は文献引用からはじめよ