書物蔵

古本オモシロガリズム

古書展情報の収集法

('0'*)げげーっち,あすは銀座だけと安心してたら,宇都宮でもあるっち! うーむ,地方都市の古書即売会の情報が漏れ気味であった…

古書展の効能

年始から古本道について書いちゃうのだ。まずは,そも古書展(古書即売会)の効能について。
実は安い。ネットに比べて。
古本屋は自分の専門領域についちゃあ相場を知悉してるから,それ相応の値段をつけることができるけど,専門外だとそうはいかない。だから安めにつけて即売会で売ってしまう。そういった本は相場より安く買うことができる。
ネットにupする商品は,商品情報をupする一手間がかかるし,この一手間の際には,日本の古本屋などで相場をチェックすることが(大抵の場合)含まれるので,自然と安くはならないのだ。
それからネットにないものがでるのもいい。ほかにも立ち読みしててもいやがられないということもある。

開催情報の収集法

もちろん,各種古本専門誌があるけど,それはおいといてネットでの話。
ハンドルネーム「いしゅういち」さんのやってる「古本市カレンダー」がイチバン便利(いつもありがとうございます。どこのどなたか存じませぬが,ここでお礼しちゃいます)。カレンダー形式なんでとっても見やすい。はっきりいって関東古本界の宝(もうちょっと色が地味でもいいけど)。
けれど収録対象が東京と横浜あたりに限られるので,今回みたいな北関東の古書市はもれてしまうのだ。そこでそれを補完するものとしては,古本DBのスーパー源氏の即売会情報がいいのだ。日本の古本屋や彷書月刊のホムペにもあるんだけど情報の更新が滞りがちなのだ。スーパー源氏がいちばん律儀。
あとは主催者自身がもってるHPのお知らせかなぁ。

明日の古書展,銀座以外に

○第54回東武宇都宮新春古書の市
東武宇都宮百貨店5階イベントプラザ)1月2日〜9日
ということでした。あとの一個所は,彷書がみつからんので不明なり〜
でも,宇都宮の古書市は,去年はすばらしくよかったのだ。戦前の学校図書館本というスンバラシイ掘り出しもしたなり。たしかその時のハーフノート(セドラー兼古本屋)さんの分析では,伊勢丹のデパート展がなくなった影響で,北関東の優良店が宇都宮に流れたのではとのことだった。もし,今年も同じ図式であれば,ほんとうは銀座をほっぽり出しても行く価値があるのだわさ。(といっても,わちきは両方いってしまうであろう… ガハガハ)