書物蔵

古本オモシロガリズム

 ブログつながりで涙

期せずしてお気に入り(アンテナ)のブログ(せどりインテリゲンツィヤ)にて言及さる。ちょっと涙でた(ほんとだよ)。高島俊男氏つながり。高島センセの本は,支那学解題書誌(独断!中国関係名著案内 / 高島俊男. -- 東方書店, 1991.2)を友人に示されて欲しくて欲しくてねぇ。古本屋を捜しまわったけどなかったよ(´・ω・`)。そしたらちくま文庫で出たよ! でも未収録の記事結構あるという… う〜ん,元版もまだまだ価値があるよ。
うまれてから今まで会った中で1番にアタマの切れる人(2番目は一箱古本市ですれ違った人)と雑談中に「漢字と日本人」の話になり,「なぜあの程度(失礼。高島氏ならではの気づきなのだが)のことがいままで活字にならなかったのか」などと話したこととかも思い出した。
毛沢東が最後の盗賊皇帝だ,っちゅーのも目からウロコ! インテリ陳独秀が教科書どおりの革命指導で失敗したのに,毛は中国史の正統的手法で天下をとったのだねぇ。「農村が都市を包囲する」ってのは言われてみれば確かに革命教本とは逆さだよ。
それに毛沢東ってたしかちょっとの間だけ図書館員をしてたよーな。う〜ん,まねっこして造反有理だす。
やはりこれからも一読書人として図書館現象を記述していくべきと,意を強くしただす(^-^*)