書物蔵

古本オモシロガリズム

早稲田古本屋街で

帰りに寄りますた。
んだらばまずは古書現世へ。
1冊買いましたすよ。安かったんで。このお店は安すぎて困るお。
蒐書家・業界・業界人 / 反町茂雄. -- 八木書店, 1984.6 2000円
まさかソリマチさんの本,文庫になんか落ちないでしょうねぇ。「一古書肆の思い出」は平凡社ライブラリーになったんで至る所で単行本揃いが転がってるけど。
レジの上に猫がのっかってて「いつも,ありがとうございます」と言った
のはセドローさんのお母上らし(猫はさすがにしゃべらず)。
うーん,たしかにいつもできるかぎり寄るようにしてっけど(とゆーのも,ここはわちきの蒐集領域の本がでるんで),安すぎてアッとゆーまに売れてしまい,あんま買えないのだわさ(この前も自家目録に応募するも落選)。
あ,そだ,もうずいぶん前,数軒となりに店があった時にいちど売りに行ったなぁ。そん時は先代(いまハテナキーワードみたらセドローさんが店主になったみたい)が相手してくれたけど。
あいかわらず安いなーと感心(寒心)しながら
メープルブックスに寄ったら,なんと
本とその周辺 / 武井武雄. -- 中央公論社, 1975. -- (中公文庫) が800円
このまえささまで1200円だったなと思いつつレジへ。この本もむかし持ってたなぁと思いつつ。
店主さん,わちきの顔みて「500円で」
なんだかわるいけど,\(^▽^)/ワーイ
で,
家に帰ったら,
古本年鑑. 1933,1935年版 / 古典社編輯部. -- 古典社, 昭和8,10 が古間木さんから届いてた。しばらく前,1934年版を手に入れたんで目録買ひ
でもはずれたとばっかり思って安心してた… 支払いどうしよう〜
と思って伝票みたら,
「状態が悪いので値引き」と…
あわてて本をみると確かに背ヤケが激し。妙に納得。でもなんて誠実な。これまた当世風でない
古間木さん,自家目録出さないかな〜 ってか書庫潜らせてほし(^-^*)