書物蔵

古本オモシロガリズム

納本刷り

みなさん納本刷りに気づきはじめてゐた

書物のリヴァース・エンジニアリング(第1回)『地上の祭』、見果てぬ夢の形見 雑誌記事 片塩 二朗, 田中 栞, 郡 淳一郎 掲載誌 初版本 ([1]) 2007.7 p.66~77これのp.74で「納本刷り」にあたるものについて言及されている。 田中 そう、各種の証言を参照する…

方形印:納本不足 「別紙カード」

鳥谷幡山 著. 十和田湖を中心に神代史蹟たる霊山聖地之発見と竹内古文献実証踏査に就て併せて猶太聖者イエスキリストの王国(アマツクニ)たる吾邦に渡来隠棲の事蹟を述ぶ. 新古美術社, 昭和11.3. 44p 【特501-173】 表紙 丸印:内務省/11.4.15/(普通出版)…

納本刷りについての初期知見

苦学生「悪しき見本を第一に公衆に示す書籍発行者」『図書館雑誌』(3)p.38-39(1908.6) 法律の結果による二部納本には、完全な本を出す発行者もあるが、甚しきあしき本を出すものがあるといふのである。 まづ新出版があったとき、帝国図書館へかけつけて見…