書物蔵

古本オモシロガリズム

日記、という本のこと

きのふ、さる日記について大変な発見をし、友人らに言ったのだが、

ふーん ( ´_ゝ`) でも見てみないことにはねぇ (・ ε ・)

などと気のない様子でがっくりしたのぢゃが(´・ω・`)
近代日記のコレクションって、意外とないのよ(o・ω・o)
日記コレクションといへば、我らが青木正美さん。(*´д`)ノ

著者青木さんは愛書家にとって興味深々〔ママ〕たる本を次つぎに刊出して、その特色ある内容と文章で好評を博しているが、今度の『掘り出し奇譚』もそれらに優とも劣らない魅力のある内容である。私が驚いたのは、私の旧制高校時代の先生の日記が出ていることで、びっくりした。至極真面目であったその先生が、奥さんを亡くされたあと、女漁りの連続で一年に五十人以上の女性を物色しておられたとは……。もちろん青木さんは変名して書いておられるが、私にはすぐわかった。小説を読む思いで一気に読了した。
『雨亭通信』(7) p.12(1986.11)

へー(・∀・`;) いちびんさんの先生だったんかぁ(*´∀`*)