2012-10-24 書物の環境論 津野海太郎=評「『書物の環境論』柴野京子著 (ブックハンティング2012)」『出版ニュース』2012.9中 p.24-25 津野先生は柴野さんの前著を読んだことがなかったそう。日本の出版産業の本は「多くは退屈するだけという体験にもとづく偏見があるから」と。 なので、こんどたまたま同じ著者の新著『書物の環境論』を読み、しまったと思った。ぼんやりと予想していたよりも、はるかに読みごたえのある本だったからだ。 へー。わちなぞは逆で、『書棚と平台』は読んだけど、こっちは読んでないなぁ。