書物蔵

古本オモシロガリズム

シベリヤでは書物収集家も死ぬ

つれづれなるままにゆにかねっとを引いておったら偶々これに行き当たり、
・蒐書雑感 / 稲垣甚兵衛[他]. -- 〔哈爾浜鉄路図書館〕, 〔昭和11〕
人名でググッたら、1946年にシベリアで死んだ民間人(1892生)に同じ人名があり、もしやと(=゚ω゚=) http://yokuryu.huu.cc/meiboa-n-01-10.html
この人は満鉄の社員みたいで鳥居龍蔵の相手なんかもしたことあるみたい。上記のパンフは昭和10年の図書館週間でラジオ放送されたものの台本かなにか。あわてて手許の図書館雑誌昭和10年合本をみると、満洲からの図書館週間報告は締め切りすぎて着いたので昭和11年1月号に載せるとある。昭和11年は手許にないんだよなぁ。
わちきの死んだじーちゃんもシベリヤ送りになるところ、あやうく放免されて帰ってきたのであった。みんな「ダモイ」だと喜んでたら北のほうに連れ去られてしまったと言ってたなぁ。