書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館界、こんなセンスじゃ、ロビー活動もへったくれもなし(・∀・`;)

JLAと図問研双方の重鎮であるところの酒川玲子女史の放談が「週刊読書人」に連載されとるのは知っておろう。
今回は、鳩山首相や閣僚から「図書館の「と」の字も聞こえてきません」という嘆き節。
それはいーんだけど、ちょっと信じがたいことを言っている。1980年代の出来事について。

〔当時の文部省が〕それまで学習情報課施設課係の所管であった公立図書館について「」を新設しました。省庁の名称変更などたいしたことではないのですが、文部省の中で図書館専門の係が設けられたのは、明治以来初めてのことだったのです。ただし間もなく消えてしまいましたが。(「図書館と政策(1)(図書館)」『週刊読書人』(2813) p.10 (2009.11.13))

ほへー( ・ o ・ ;)

省庁の名称変更などたいしたことではないのですが

ほへほへー(×o×)
中央政府附属にせよ、地方政府附属にせよ、各種団体附属にせよ、純然たる消費経済体たる図書館のハナシをしているのに、それを振興する独立係の有無を「名称変更」といい、「たいしたことではない」という。
これがかっての財団法人大橋図書館のように、まったくの私立の図書館関係者か、指定管理者の、いち受託業者がいうんなら、まあいいけれど。
こりゃーダメだねヤレヤレ。