書物蔵

古本オモシロガリズム

福島ジュロウ氏の雑誌収納法


上記の本を100円で拾ったのは、つぎの記事があったから。
福島ジュロウ「入手した情報の整理」『情報の未来学. 2』伊藤慎一,長谷川泉編 至文堂 1977.7 (解釈と鑑賞別冊) p.175-194
こんな図もあってオモシロ。
でも、もっとオモシロなのは雑誌の端本を具体的にどのように収納していくかが書かれている点。

〔ノドの部分が見えなくなるなどの〕「合本」〔合冊製本〕の欠点を考えるとバラで保存しなくてはならないが、前述の雑誌の欠点をおぎない、「合本」の良さも加味した、しかも、簡便な方法として、段ボール(うすいもの)、ボール紙、いため紙(あるいはいろんな空き箱のケースも廃物利用できる)で、カタカナ文字の“コ"の字形のケースを作って数冊分ずつを収めるという方法がある。(p.183-185)

なるへそ(゚∀゚ )
さういへば、ここに書いてあるようにしてあった雑誌コレクションを見たことがあったよ。
福島さんの創案なのか、それとも昭和50年代には一般化していたのか?