書物蔵

古本オモシロガリズム

「下鴨納涼古本まつり」考

夕方、ただすの森に行ってみた。
風が吹き、さすがの猛暑でもいささかしのぎやすい。
地元に住んでいたら、初日の最初に100円均一台のあと、毎日夕方に来てみたいところ。
帰りがけ、カキ氷を石橋のへりに腰かけながら喰う(あとから知ったがちょうどu-senさんがこの時このあたりにいたらし)。
いま、新刊書店の三月書房さんブログを見たらば、

東側には糺の森の小川が流れています。抽選でそちら側の区画があたった古本屋さんは、西側のじめじめした藪沿いよりもかなり居心地がよくて(「三月記(仮題)」ttp://3gatsu.seesaa.net/article/51474993.html)

なるへそ。東側のほうがいい場所なんだ。

お客さんたち

だれかのブログで(失念すまん)、東京のデパート展は古書マニアっぽい人が多いのに、下鴨は一般のおばさん、家族連れ、若いカップルなど一般人が多いとの指摘があった。
たしかにそう。
東京で客層がこれにちかいのは所沢のくすのきホールでやる古本市なんだけど、あれは近代的なホール内で、白っぽい本を中心にやるものだから並んでる本のほうがぜんぜん違う。
神社内ということで早稲田古本屋街が主催する穴八幡の古本市がちかいけど、うーん、やっぱり、古本ファンがわざわざ行くという感じがある。
神保町の古本まつりがなぁ、むかしやってたという公園とかでやると近いものになるかも。

図書群

本といっても量的なもののメモ
ある新聞記事には80万冊とあった。いま手許の参加店一覧(会場配布のチラシ)をみると38店舗参加しとるから、1店あたり約2万冊もってきとったとゆーわけね。
公共図書館の分館が2〜3万冊というところだから、小図書館が80個集まったようなもの? 80万冊ってーと、歴史のある大きな大学図書館とか充実してるほうの都道府県立図書館というところかな。

京都は学生だと

古本市にいた学生とおぼしきカップルをながめてて思ったんだけど、やっぱり京都というのは大学生にはいいところではないかと。
例えば東京の大学生で、ちょっと古本が好きなのが友達(女の)を東京古書会館に連れて行くのは、ちょっとムリ(あ、そうか、アングラブックカフェはそーいったニーズも救いたいということなのかしら)。