書物蔵

古本オモシロガリズム

座談会「転換期を迎える図書館サービスの今」について

永江朗フリーライター)氏が司会で、常世田良(前・浦安図書館館長)氏と柳与志夫(前・千代田図書館館長)氏に森まゆみ(作家)氏がからんだ座談会記事を読んでみた。
論座』ね。
いや、これはまともな図書館人や図書館ファンなら読むべき。今の日本で図書館論争は常世田氏と柳氏のビミョーな違いをめぐって戦われるべき。
ただ図書館専門誌の言説空間では、両者とも「裏切り者」の「保守反動」ということになるのでしょうなぁ。ケペル先生あたりは常世田氏を出世主義者と規定していたけど、柳氏を前に常世田氏は違う意見を言っているじゃないすか。
ちなみに専門職種制をただの身分保障に矮小化してしまった悪い司書職制の実例に、名古屋市立が挙げられているのは、たしか薬袋先生が指摘済み。

追記(2007.7.22)

上記は「中の人」むけの言い方(^-^;) 一般にわかるハナシは→「図書館コンシェルジュhttp://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070714/p1