書物蔵

古本オモシロガリズム

雨のなか金沢の古本屋を

今日は図書館がお休み
そこで、書誌鳥さんに金沢の古本屋を案内してもらうことにしたのだ。
画像→は石川古書店マップ
ちょっと用事をすませて、ついでに明治堂さんとこをのぞいてから金沢文圃閣さんところでまちあわせ(^-^*)
まずは近八書房さんへ。大昔読んだ「古本屋手帖」によれば江戸時代からやってる本屋さんだったような気も。
あれ、まえきたときとイメージが違う(って20年前…(^-^;))。ずいぶん明るいでも黒っぽい!!!o(^-^)o
書店讀本 / 全國書籍商組合聯合會編. -- 全國書籍商組合聯合會, 1937
3000円で買う。書誌鳥さんによれば近年、復刻があったらしいんだけど(OPAC上には見当たらず)、なんとこれには栞が挟まっていたのだ。

図書館週間/読書に孤独なし/日本図書館協会

とあって、石川県立図書館のハンコが捺してある。
台湾図書館協会の栞(昭17)を1500円で買ってしまうわちきにあってみれば、これだけで十分な価値があるのじゃ
南陽堂書店は、すごい。うーむ。
あうん堂さんはひたすらおしゃれ路線。ひがし茶屋街の散歩のついでに女の子と寄るのにぴったり。
それからちょっと離れたやまびこ書房さんへ。
ここが今回おとづれたなかではいちばんなにかありそうな雰囲気であった… と、書誌鳥さんに、「東田平治の本、ここから買ったのでしたよね」
ん?
そうだった(・o・;)
かすかなるひかり / 東田平治. -- 文燿社, 昭和22
を買ったのはたしかここから(・∀・`;) こりゃボケとるわいわい
しかしだんだんと戦時読書運動の片鱗がみえてきて、東田先生にはほんと、同情するですよ。最近でた小黒先生の本では、悪く書かれてますが。
文学堂さんDuckbillさんはまたにする。そんで金沢文圃閣さんとこへ戻って、物色(^-^;) ちょっと変わった営業時間のお店。
ここのお店を最初に訪ねたのは2003年の夏だったかしら
なんと(×o×)店頭の均一に書誌学(のうすもの)がたくさん!
「物集索引賞」の第2回と3回のパンフをゲット! とってもオモシロ。とくに、渡辺昇一の英国索引史が。物集索引賞(名著普及会)っていつまであったんだっけ?
それから書誌鳥さんといろいろあれこれ話す。ほんとにいろいろ。いいのかな。
うーむ、わちきも調子にのって放談してしまったですよ(^-^;