図書館員は,そのキャリアによって何種類かにわけられる。一般には「○○畑」とかいわれるような,そんな類別。以下のの○○畑ってのは業界語ではなく,ここでの分析概念ね。重要なのは,その人が現在ただいまその業務に従事してるかどうかじゃない点。図書館員としての教養(基礎的なものの見方)を(主としてわかい頃)どこの部門で身につけたか。
- 目録畑:catalogerという。目録担当。収集担当もここに入る傾向。
- 参考畑:referencerという和製英語あり。レファレンス担当。
- 閲覧畑:閲覧,貸出担当。蔵書管理担当。かつて出納手はここに属した。
庶務部門(庶務,経理,企画,協力とか)は,ここでははずすね。というのもこの庶務系は,それぞれの畑でそれなりの能力が認められた人が成り上がるか,あるいは最初から事務員として採用された(司書でない)人がやるもんだからね*1
で,それぞれに人材を配分してくことになるんだけど,時代によって優先度や人気度が違くなってたんだわさ。
(かきかけ
*1:もし,最初から最後まで庶務という図書館員がいれば,その人はよっぽど偉いか,実は図書館員としてはなんにもできないかのどっちか(・∀・)