書物蔵

古本オモシロガリズム

2014-08-13から1日間の記事一覧

野口茂樹による『通俗文具発達史』(昭和9年)

月曜に神保町へコミケ・カタログを買いに行ったをり、ふと立ち寄りたる八木書店卸部の出入り口。というのはここに復刻や資料ものの内容見本が多品種おいてあり、おそらく歴史学や各学問学説史などに興味あるむきには非常に勉強になるコーナーであるからぢゃ…

版(刷)は刷り部数に変換できるかできないか?

こんな文章を読んだ。 下平尾 直「本の爆弾(編集)」『出版ニュース』(〓)p.21(2014年8月中旬) 著者がほしかった葉山嘉樹『淫売婦』(春陽堂、1926.7)の三版(1926.8)を入手できた僥倖を喜びつつ次のようにいふ。 だいたいどんなベストセラーでも、実…

サンダカン八番娼館

ネットにころがってた「サンダカン八番娼館 望郷」を見て、主人公役の栗原小巻の表情の作り方があるオニャノコに似てるといふことに気づいた(*´д`)ノ