書物蔵

古本オモシロガリズム

『出版警察報』にも読み方があるのよ(´・ω・)ノ

早川タダノリ氏が読者から『出版警察報』1号(1928.10)-148/149号(1944.3)の復刻揃いを寄付されたとツイッターにあった(´・ω・)ノ

読み方1 予備知識を得る

読む前の準備というか予備知識が必要だが、それはどこに書いてあるか。

1)不二出版のサイトにある『出版警察報』の内容見本

ここで、『報』が事実上の「月報」であり、対応する「年報」たる『出版警察概観』や、特別報告たる『出版警察資料』との関係がわかる。

2)付録のを読む

章編成の不備や多人数執筆のせいか、わかりづらいんだけれど、ここで出版警察について最低限の知識が得られる。

3)概説的なもの

まだ売っているはず。

読み方2 各号の構成

各号は、前半に

読み方3

3)『文献継承』を読む

出版警察事務用語でヘンテコなのがある(例 出版雑誌、普通出版物)ので、それらを知るグロッサリーになっている。
処分の全類型については、かなり不備ぢゃが、『発禁年表』にある序文を読むしかない。

読み方4 応用読み2