書物蔵

古本オモシロガリズム

新着の『文献継承』26号を読む

日比嘉高「外地書店を追いかける(4)台湾・新高堂の発展」は連載。『台湾日日新報』の出版関係広告を使っている。従来の新聞実務の記事分類上、広告は記事ぢゃないことになっちまってるが、いや実に、

広告も記事である

んだなぁ。日本で最初に大規模に、遡及的な記事DBをつくったヨミダスが広告を索引対象にしたのは、こりゃ慧眼だったよ。
それに対して国会図書館のデジデジが、現行ざっさく採録方針に悪影響を受けてか、広告をほとんど拾わないような仕様になっちまったのは、こりゃまた後世に申し訳なし。
林昌樹帝国図書館本における納本分の見分け方」は、ちと脱字おほいね(σ・∀・) ってか拙ブログでの論争?がらみの部分もあるとある。ただ、必ずしも見分け方に内容が収斂してをらんのは、こりゃあ締切すぎに書いたね(σ^〜^)