書物蔵

古本オモシロガリズム

三浦しをんが高原書店で働いていたと聞く

『船を編む』という辞書編集部を舞台にした小説を書いた三浦しをんが、かの町田市の大型古書店高原書店で働いていたことを知りびっくり(">ω<)っ))
わちきも『小説ゴロウタン』書かうかしらん。戦前図書館小説ぢゃぞ。

小説:動く図書館の伝説

第1章 交通事故
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20091008/p2
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20091010/p1
 サンペーは生まれつき体が弱かった。それは自分でもよくわかっていて、東京から1週間で呼び戻されてからは岡山で就職することにしたのだが、体力的にきつくないところといふことで、鐘淵紡績の工場で会計係をすることにした。
 こーみえて勉強は得意なのである。サンペーの家は代々、村の村長をだしたりもする素封家の流れで、そのコネがあったこともあるが、やはり岡山でもまだ少ない中学卒であったことが幸いしたのだった。
 (つづく