書物蔵

古本オモシロガリズム

文献継承キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!


昼まへ、寝床にてモヘモヘーっとしとったら(*´〜`)

ユービンダヨーっ!

と。
ん?(・ω・。) 恐怖新聞か(*ω*;)´´と思ったら( ^ - ^ ; )

文献継承キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!
ん? なになに。。。

アウトサイダーとしての占領期雑誌 吉田則昭
〈書誌片々〉初めのコレクション 大久保久雄
愛書のうてなに咲いた科学の華:台湾愛書会の資料保存論と澤田兼吉の『書病攷(しょびょうこう)』 書物蔵
竹林文庫とは何か:明治時代における図書館の歴史的研究史料」とその検索ツール 春山明哲
長土塀の机上より 〔田川浩之〕 ※八木福次郎さんのことなど 

どれもこれもオモチロさう(・∀・)
けどけふはこれから高円寺へ行かねばっ!`・ω・´)o

『文献継承』20go〔ママ〕の概要・感想

アウトサイダーとしての占領期雑誌 吉田則昭

吉田則昭(立教大)さんってば、ブログもっておるのね(´∀` ) この先、カストリ雑誌研究の成果はこの方を通じて発表されることになるであろーと、さっそくチェックぢゃ!`・ω・´)o
ってか、この記事は、カストリ雑誌コレクションとしてイチバン有名ともいへる福島じゅう郎コレクションだけでなく、先行するカストリ雑誌研究者だった山本明コレクション(山本明文庫)についての言及があること。

一説では大学に残っておらず、所在が確認できなかったため、散逸してしまったのではないかとの推測もあったようだが、筆者にとって幸運なことであった。(p.2)

いや、そりゃあー全国民にとって幸運なことでありますっ(`・ω・´)ゝシュピ
かういった話を聞くたびに思ふのハ、既存の図書館情報学の、資料論や選書論に、特別コレクション構築法がないことなんだよなぁ。
いつでも新鮮な本が流れてくる大河(取次・書店)からどうやって澄んだ水を掬い取ってくるか、といったことばかりやっていて、誰かが溜めといた濁り水がなんの拍子でかいい味を醸すようになったお酒のたぐいを酌んできたり、汲んできたそれを増やしてみたりといった特別コレクション論がない(´・ω・`)
挙句、こんな古雑誌の端本なんかイラネー、第一、汚れてるヂャン、なんちゅー冗談としか思えないようなことを正しさの確信に満ち満ちて言ふ館員もどこぞにいるとか(*´д`)ノ
ここ十数年の、館界における著作権法論の狂い咲きで、ミョーな遵法精神(その実態は小役人精神)を振りかざす連中が出てきた。たとえば違法な資料は集めないとかいったことを得々と述べる人がいたりする(拙ブログエントリ珍説資料保存を参照)。ケド、図書館ってそーゆー思想善導機関なら要らないよねーぇ(´∀` )
この山本明文庫、ふつーは見られないやうだけれど、まづハ残ったということを喜びたい。ん?(・ω・。) どこにあるかってか(σ^〜^) 子供は見ちゃーイケマセン。

〈書誌片々〉初めのコレクション 大久保久雄

布川カクザエモンさんのお弟子さん、大久保ひさおさんの回顧。
もと栃木県の営林署員だったのが願いがかなって東京へ転勤。まだ二十歳前だったとか。たまたま目黒の寮のそばに麦書房を発見したのがなれそめ。
麦書房で買った『書物展望』に火金会のことが載っていたので、これナーニと夢寐書房店主、堀内達夫さんに聞いたら、その会はもうないけど、といわれたが「それからじきに麦書房を通じ、峰村幸造、佐々木桔梗城市郎、坂本一敏さんら愛書家の面々と親しくなり収集がはじまった」とか。いいなぁ(´∀` )できれば、もっと大久保さんの回想を聞きたいが。。。

愛書のうてなに咲いた科学の華

ん?(・ω・。) こりハわちきが書いたのぢゃった(;´▽`A``
あたかもよし、『京都新聞』(2012.2.24)の文化欄(p.11)に、「台湾に咲いた日文出版の”花束”」という記事を詩人・扉野良人(とびらの・よしと)氏が。
これは李志銘『装丁台湾』(連経2011)の紹介で、そんなかに、かの西川満の章「華麗島幻夢」があるという。

彼が書物に傾けた情熱とは〜台湾という南方オリエンタリズムを背景にした新たなる民芸〜運動の創設だった

と。
題名が似てるのは、ほんと偶然だねぇ(´∀` ) もすかすて、西川満ブーム?(゚∀゚ )アヒャ
いちおー細目をあげておきますよ

大東亜の固有なる資料保存「研究」 台湾愛書会とは:趣味にして学 台湾愛書会のメンバー 台湾文学の偉人?いやいや度外れた本オタク 創刊号コレクター裏川大夢 世界で最初(?)の資料保存特輯号 澤田兼吉の『書病攷』 資料保存の〈実務〉から〈研究〉へ 劣悪な保存環境 大日本図書館学は世界一イイイィィィーーー!…? 〈愛書〉はバラバラに… そして歴史に埋もれゆく
附論1 アルフォンソ・ガッロ『書籍の病気』
附論2 『書病攷』の非・受容史

この記事を書いたのは、何年かまえ『書病攷』を見て、チョーびっくりしたから。
なんなの(*ω*;)´´ これっ:(;゙゚'ω゚'):
これなにー(">ω<)っ))
いったい日本の図書館史ってなんなんだろ。。。(*゜-゜)

竹林文庫とは何か:「明治時代における図書館の歴史的研究史料」とその検索ツール 春山明哲

これはびっくりした(´∀` )
かの竹林文庫に、日本で最初の図書館史家、竹林の数十年にわたる史料抜書き集(69冊も!)に、ぬ、ぬ、ぬぁーんと:(;゙゚'ω゚'): 索引カードが附属していたとゆー大発見(">ω<)っ))

さて帰ろうとしたところ、出入り口の側に小さなカードボックスがあった。田川さんは目ざとく、これはなんですか、と中島さんに聞いたのである。(p.12)

それが、そのカードとだったという。この索引カードについては、みなに報告し大いに盛り上がったことであった。

追記(2012.3.12)吉報!!!

20号記念でネットで読めるようになった(">ω<)っ))
http://kanazawa-bumpo-kaku.jimdo.com/%E6%96%87%E7%8C%AE%E7%B6%99%E6%89%BF-20%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%BF%B5/