書物蔵

古本オモシロガリズム

『文献継承』第15go

出版史・図書館史マニヤがひそかに愛読するといふ『文献継承』
読もう、と思っても、(新しいものは)なかなか読めない『文献継承』
その最新号、15go〔ママ〕がきのふの夜、大量に届いていた(×o×)
内容はといへば…

「「樺太楠田五郎太」余聞:目録、NDC、そしてアメリカ」/米井勝一郎
 館外活動(library extension)一本やりにみえるゴロウタンの活動に、資料組織化の側面を見る。
「ゴロウタンは三度死ぬ:米井論文(1996)に先行する楠田五郎太関連文献の批判的検討」/書物蔵
 戦後の図書館学文献に、ゴロウタン言説がいかに<語られていないか>、を通じて宅配サービスの特徴を描く。
「マンガ研究の文献:古本・収集・閲覧」/松田有泉
 マンガ研究をするのに、基本的なツール、書誌や研究書などがそもそも参照できる環境がないことを指摘する。

およ、u-senくんとおぼしき人が小文をものしているやうな…(^-^;)
編集後記によれば、この号は「ゴロウタン」小特集である由。
ちなみに題字ヨコの画像は、「市立岡山図書館のほうへむかう三輪車」なり〜
さて、これをどこで配布すべぇか(゜〜゜ )