書物蔵

古本オモシロガリズム

八王子の古本市へ行く


きっぷが取れなかったので連休中なれど、東京をウロウロす。ふと、八王子で古本市をやっていることに気づき、ここからなら近場ぢゃとて、進出。それでも1時間もかかったが。兵務局さんと落ち合って、いろいろ物色。わちきは河原淳の新書『デザイナー』を3冊100円から掘り出した。河原は体系的雑学論の祖ともいうべき人で、『近代出版研究』2号でも、その雑学方法論が紹介されている。兵務局さんは近場で予定がありとのことですぐに消え、わちきは油そばを食べて前進基地へ戻るも、途中、さうぢゃりんてん舎へ、とて寄りて『明治文壇史』18巻までの揃いを1800円で購入す。お得なり。