かの古本乙女、カラサキ先生をもんもんとさせた本を書いた人のことは、八木福次郎さん同様、わちきも全然知らんかった(・o・;)
世界の古物市場と珍商売を尋ねて / 外山与治郎. 駸々堂書店、1932、458, 3p、20cm
数日前の深夜にその存在を知った一冊。
— pugyurata (@fuguhugu) 2019年12月27日
平成3年の古書通信での紹介文を読んで大変心惹かれ、猛烈に読みたくなったこの一冊。
深夜に『日本の古本屋』サイトで検索&発見&購入、先方の古書店さんが翌日即発送、今日手元に届く。感動。
深夜の興奮冷めやらぬ状態のままお目当ての本を読める幸せよ…! pic.twitter.com/gfrBfRbmTY
そこで、外山与治郎について調べてみた
読みはトヤマ, ヨジロウでよいだろう。遡及データなのでただの常識読みだが。
https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00401256
ググると手がかりが得られる。
https://kbumpo-database.jimdofree.com/%E5%88%8A%E8%A1%8C%E4%B8%80%E8%A6%A7/57-%E5%87%BA%E7%89%88%E7%A4%BE%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E4%BA%8B%E5%85%B8-%E6%98%AD%E5%92%8C%E6%88%A6%E5%89%8D%E6%9C%9F/
そして手元にある『出版社調査事典』を見ると大阪で「外山書店」を経営していた人で昭和8年ごろ49歳だったと出る。
明治18(1885)年生まれらしい。
秘蔵の「全国古書籍商組合連合会組合員名簿昭和18年7月末日現在」を参照すると、南区日本橋三丁目三十五に「トヤマ書店 外山与治郎」とある。昭和45年の名簿にはないから、廃業したのかしら。