書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月15日ほぼ全員が個人的読書をやることの意味づけは。
一部の知識人、庶民の一部が読んでいることの意味付けとは異なるのだろうなぁ。庶民の大半も個人的読書をするようになったよ、とツイートしたら、いやいや、
庶民の一部も読書していたよ、という反論?がくるのだけれど、文意がとれてないとしか…
1件の返信 5件のリツイート 14 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月15日それはともかく重要なことは。
みんなが読んでいる、ということから、読んでいる人たちが抽象的、仮想敵な言説空間が、あたかも存在するように思い、無意識的であれ、意識的であれ、それを参照してしまう事態。
一部の人が参加しているんなら、それは一部の趣味や学問ということで前近代からあった。
1件の返信 3件のリツイート 6 いいね書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyoそうでなく、日本語話者の全員が、という事態が大正期に発生したことが重要で。
庶民の一部も、ではなく庶民も全員が読めるようになり、知識人はじめ庶民にいたるまで日本人全体が、ということで読書公衆と、彼らが考える公論空間ができちゃったことが重要
23:20 - 2018年3月15日4件のリツイート
16件のいいね
腹筋立て伏せ
taman0i
夏休みの読書と語学
ボロノイ図
thronK85
詩衣
鈴峰またはsuzu3ne
英桃
アオキ1件の返信 4件のリツイート 16 いいね
新しい会話
skks
@skks1028
3月15日返信先: @shomotsubugyoさん
ベストセラー的な概念ができたのも大正期と言われますが、その頃の読書文化について扱った代表的な本って言われたらなんでしょう?
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月16日どうも。
実は何気ないそのご質問、前半は難問なのでした。ずっと考えてましたが、とりあえず後半から御答え。
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月16日さっきの「読書国民」はまちがい
大正期はこちら
・モダン都市の読書空間
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%B3%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%AE%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E7%A9%BA%E9%96%93-%E6%B0%B8%E5%B6%BA-%E9%87%8D%E6%95%8F/dp/4888883106 …
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月16日>ベストセラー
じつは、この概念が、どうやら戦前ワールドには無かったみたいなんです。
いやサ、近似の概念および言葉はあるのです。
「売行き良好書」とか(松本昇平1992)
「大売れ本」とか(出典失念…)
でもこれらの語義をみると、どうやら今でいうロングセラーっぽい…(・o・;)
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
3月16日もちろん、松本なんかは、「いまでいうベスト・セラーのこと」とあっさり言ってますけれど。
オベンキョして分かったのですが、どうやら戦前ワールドの人達は、ジャンル違いの本の人気を数値化してジャンル横断的に比べる、ということ自体、発想としてなかったか、あるいは抵抗感があったらしいのです
1件の返信 0件のリツイート 0 いいね
skks
@skks1028
3月16日ありがとうございます! 専門に近いところで経験的にはだいたいわかるんですけど少し離れてたので何が一番適切かちょっと出てきにくかったんです。ベストセラーは語の問題という気もしますが、戦後の私たちが想像するランキングやチャートみたいなものがそもそもないので「ベスト」判定不能ですね
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
skks
@skks1028
3月16日この辺は精神史でもありますが、オリコン社なんかもそうですがランキング〜チャートがどのように流通していくかという文化史的な問題も関係してきそうですね。本だけの問題でもないような気がします。出版の場合、戦前から今でも重版時に部数を広告するという文化がいつからあるのかという気もしますが
0件の返信 0件のリツイート 1 いいね会話の終了