書物蔵

古本オモシロガリズム

同人誌

去年だったか、あきつさんとこから拾った1冊数百円の文学史的価値がなささうな同人雑誌一揃ひ(^-^*)
手書き→ガリ版→印刷、といふ三段階をそのまま踏んだもので、メディア史のサンプルとしては上々のみならず(。・_・。)ノ

書き手に増田七郎(国文学者にして東京帝大司書)が参加してをり、図書館史の史料としても極上(^-^*)
どこにも残ってゐない朝鮮図書館大会の参加記などが載ってゐたが。

そも森サンなどに言はせると、同人誌は文学作品(創作)などよりも、評論や書評などを見るべきであり(σ・∀・)σ


すなはち、言説の受容史、書物の受容史(=読書の歴史)てふ、書くにはものすごーくムヅカシイ

戦前の同人雑誌の使ひ途もいろいろありそうです(。・_・。)ノ