夕方、病院に行ったら、待合で、日本人の伴侶らしきチャイニーズが5時間も待たされたとヒステリーを起こしてゐて、それを延々聞かされて、対応する看護婦さんも大変なことよ、と思ったことぢゃった。
けど、この言葉、日本の図書館業界に入るのは1990年代になってから。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
現象としては、ホームレス問題などで、1960年代の大阪市立、1980年ごろの山谷周辺の図書館であったんだけどね。
当時、米国の図書館のことは逐一、日本の英語が読める図書館人たちがフォローしとったんだが、こういった現場の、モデルとして使えない事柄のことは、ほとんど紹介してなかったのであった。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
わちきは現場の苦難から、かういった言葉に行き着いたんだが、現場の苦難を知っているはづの人でも、big wordを使ふと苦難が見えなくなってしまふのではないかと、危ぶむよ(´・ω・)ノ
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
公共図書館のモデルには、発生学的に2つあって、
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
a 有産市民の書斎(米国型)
b 社会的包摂(英国型)
それらの2つのどちらを優先させるかが問題なるといふのがわちきの持論なんぢゃが。
日本の議会では、aの話しか通らないしなぁ…
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
1850年の英国議会のように、図書館は「創設することのできる中ではもっとも安い警察を提供する」なんて、とても言へない。https://t.co/LeA7lI04IQ
理事者(館の生殺与奪の権がある)議会にはaで話して、実態は多分にb混じりといふ、ある種の嘘をつくのが図書館人なのか?
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
少なくとも、その矛盾は現場に、問題利用者とそれへの無策を発生させてしまふ。
それを問題として捉えられない図書館情報学とは結局、出羽守の言説といふことになってしまふ
「研究者や実務を離れた業界関係者にとっては「問題利用者」は観念的な存在にとどまっており」
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年12月25日
といふ2002年12月の指摘が、2018年12月の日本にも当てはまるとしたら、これは不幸なことだらうなぁ…https://t.co/3dwqlvANS4