書物蔵

古本オモシロガリズム

【図書館史】快挙! 外地図書館員のすべてがわかる?!

ヨーネイ先生がこんなことをつぶやいているのを、わちきは見逃さなかったぞよ(`・ω・´)ゝシュピ

出た⇒岡村敬二研究代表者『戦前期「外地」で活躍した図書館員に関する総合的研究』科研費報告書基盤研究(C),2012.3
https://twitter.com/#!/K_y0ne1/status/190778205353947136

スワ、なんとしても入手せねば、とあせっていたら、金沢文圃閣主人より入電!

ワレ ヨーネイシ ヨリ テンソウヲ タノマレタリ

にゃんと(">ω<)っ))
うれしきかな(o^∇^o)ノ
ねがったりかなったりでござゐまする!
と。
さっそく大学図書館に入っているやうだ。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB08621443
概要はこちら。
http://www.notredame.ac.jp/ningen/study/study7.htm
で、研究の概要は。
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21500241

初年度である21年度では、台湾・朝鮮・満洲など「外地」で活動した図書館員について、館報や要覧などを点検することによりその人名をリストアップし、その個々の館員について各種の人名辞書や著作などを調査することで履歴事項を蓄積していった。そのリストアップのために、満鉄大連図書館や奉天図書館などの館報(『書香』『収書月報』など)を購入してその異動情報などを点検し網羅的なリスト作成に努めた。さらに復刻されていない外地の図書館や文化機関の館報・各刊行物の所在情報を確認しその所蔵機関に出かけて調査し複写をおこなった。そしてそれらのデータを順次入力していくことで、人名辞典的なデータを蓄積していった。そのデータの内容は、館員が勤務した図書館、略歴・異動状況・職種や役職、さらに具体的な図書館活動や著述論文・文芸作品などである。

しゅ、しゅごい(*ω*;)´´
戦前図書館員人名事典については、故・石井トン先生のかなり不備な、それも非売品で入手至難(って、わちき生前の先生に直接頼んで手に入れたんよ。古本屋で売っているのをみたのは、1995年から2012年で、3回くらいしかない)。
石井事典の改訂はしとるしとるといはれながら、けっきょくできんかった。
あとは、オタどんの人名事典がネットにあるきりぢゃ。

オタどん編著『簡約大日本図書館先賢事典 未定稿』
http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20111012#p1

それが。。。
にゃんとびっくり。
かういった、基礎的研究は、いくら褒められても褒められすぎることはないでせう。
岡村先生、最近なにやっとんのかと思ったら(σ^〜^)
かくれて、こーんな、オモシロかつ不朽の研究をやってはってをるとはとは(">ω<)っ))
刮目シテ俟テ!
って、非売品ぢゃ(゚∀゚ )アヒャ