書物蔵

古本オモシロガリズム

論文のノベリティについて

一般に学術論文ってーのは、お作法(論理や文献注など)に適ったうえで、さらにノベリティがないと無意味とされている。
ここではノベリティをつぎの2つにわけて考えたい。

お題(主題・題材)が新しい
論じ方が新しい

お題が新しいか、お題が陳腐でも論じ方が新しいかだったらよい。
お題、論じ方、ともに陳腐な論文を生産されても、どーしよーもな。
逆にいえば、不出来でも、お題か論じ方が目新しければそれは将来へむけて希望があるといへる。
出来はいいけど、お題も論じ方も陳腐な論文ばっかになると、ジャンルとしては衰退しているといへる。