書物蔵

古本オモシロガリズム

c代の介書店(Fが丘駅近く)

そのあとで、某ブログで言及されてたf町のc書店へいく。
間口は狭いが、奥行きが非常にあって(京都かいここは?)、1980年代以前の「良書」がズダダーッと並んでいる。それもキチンと整頓されて。なんか不思議な図書館の一角のような感じだ。
品揃えは文学を中心に(一部、社会科学もあり)極めて落ち着いたもの。古い文庫本もたくさん。立ち読みお断りとの張り紙あるも、背をながめてるだけで落ち着いた気分になる。
店主の話では、1,2年前まで業者がよくせどりに来ていたとのこと。地元の人は文学系を読まないからあまり来ないのだそうな。買えそうなのに買えず。なぜだろう(って抜かれた?)。あと数年でやめるといっていたから古い文学好きは一度行っておくといいのでは。
戦時下文学の周辺 / 高崎隆治. -- 風媒社, 1981.2 を買う。1000円。戦時雑誌の収集についての記事があったんで。