書物蔵

古本オモシロガリズム

青木実

「やめさせられたとき、古本屋にでもならう」

にゃんだ(*・ω・*) 青木さんったら、わちきと同じことを考へてゐたとは…(*´▽`) 逭木實「愛書趣味など」『書香』(〓)pp.113-114(1930.4) 古本がこんなに安いといふことは、会社をやめさせられたとき、古本屋にでもならうとそんな大望をいだいてゐる僕なぞ…

「雑誌には滅びゆくものゝ美がある

といったら、誇張にすぎるであらうか?」といったのハ、青木実さん。昭和5年6月8日のこと。「図書の形式を以て、最も現代思潮に近く歩みを続けるものは恐らく雑誌であるだらう。」としつつ、 古雑誌を言はるる嘗つては思潮及び流行の同伴者であった雑誌たち…