書物蔵

古本オモシロガリズム

趣味と研究

「在野研究ビギナーズ」は15人の実践録 それにつけても図書館の重要さよ

縁あって荒木優太さんの編著「在野研究ビギナーズ」(明石書店、2019.9)を入手。昨日、暁ふ頭公園で一気読み。本日スタバにて読了したので、ここに感想をば(´・ω・)ノ 大学に所属していないけれど学術論文を書く15名の方々による実践記録集。俸給生活者で…

在野研究の利点と欠点を雑学研究との対比で

在野研究者の列伝、荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍、2016)の影響か、ポストドクターの激増の影響か、在野研究といふ言葉がプチはやり(´・ω・)ノ https://twitter.com/shomotsubugyo/status/1092064063717163008:embed# こ…

板, 祐生(いたゆうせい1889-1956)の伝記を読んだ。

今回の関西遠征でこのような本を得た。 ●『祐生人と芸術:孤高の版画家』市道和豊 京都:室町印刷 2009 82p. さらりと読む。ひとことで言って、伝記である。祐生には後半生の版画家(特にガリ版)と全生涯の玩具・紙物コレクターで有名らしいのだけれど、こ…