赤春堂
次の記事を読むと、いろいろオモシロな 人物がでてくる。 山路信之助「古本屋老のくりごと(上)」『日本古書通信』39(10)=(543)p6〜7(1974-10)、同(下)日本古書通信. 39(11)=(544) まづ山路らがやっていた古書即売会「烏合会」のメンバーだけど。 泉屋…
『フルボン』の古書店主が、非常時に古書マニアの追悼録を出すこと 『フルボン』の赤春堂こと山路信之介のことを調べたら、この人も十分オモシロい古本屋なんだけど、赤春堂のまはりの人々がもっとオモシロなことに気づいた。 まづはこちら。 『故形田藤太遺…
昭和8年に帝都なる深川で 時ハ昭和8年も春過ぎ、梅雨に入ろうかとする頃。 所は帝都東京市の城東深川。 ここに古本屋を求めて徘徊する男がひとり。 平成のいまでこそ古本屋なぞ、おしゃれ系コンセプトショップぐらひしかない深川だが、当時は労働者階級のた…