書物蔵

古本オモシロガリズム

納本率

同じ文章を実務から読むと…カストリ雑誌は無届出版だった

昭和20、21年で、納本の制度史的な結論は出たんだけれど、添田の日記は、もっと納本実務としても読める。 添田がどうやって「図書係」の席へ行き着いたか。 まず「内務省の正面中央廊下を教へられた通りゆく。部屋がない。うろうろしてから、」とあるのだか…

昭和帝のあの写真がどったんばったんを?:納本はいつまで行われていたか

畏友オタどんが、また日記からオモシロな記述を報告してくれた(´・ω・)ノ jyunku.hatenablog.com 添田知道『空襲下日記』(刀水書房1984)から、昭和20年と21年に、内務省につとめる友人の吏員を訪ねた際の記述。 オタどんブログからちと転載(。・_・。)ノ …

ほんと、みんなよー見つけよーつけるよ(・∀・`;) 饅頭本(*´д`)ノ

出版史の周辺にいる友人らがかやうな本につきわいわいと(^-^*) 廣瀬徳二の思い出 廣瀬芳子、 1979 初函314頁、小学館時代他 本郷保雄/横山光輝/赤塚不二夫/藤子不二雄、金沢文圃閣 6,680円 本郷保雄は『主婦の友』全盛期を作った編集者。 ほんと、みんな…

エディトリアル・オデッセイ書評めも

雑誌は国会図書館や大宅図書館にもあるが、同人誌やファンジンなど収蔵洩れも少なくない。出版ニュース』(2345)p.23(2014.5中下旬) まあ昨今は99部以下の冊子は、これは本じゃないとて納本拒否――ん?(・ω・。) これは納本義務がある側が履行せぬ場合だから…

アサピ新聞

帰ったら、朝日に国会図書舘の納本率について記述が(×o×) 「誰のための著作権延長か/没後50年で出版される本は1.6%」『朝日新聞(be)』2007.6.2p.b3 著作権保護の死後延長についての記事で、「没後50年で出版される本は1.6%」しかないという数値を導く…