書物蔵

古本オモシロガリズム

発禁本

明治初期における発禁本の差し押さえ実態について

が、山城屋稲田政吉は其の頃の商人としては四角な難かしい字も読み、後に府会議員となって府政に与かった程の口利きで、黙って泣寝入りする男では無かった。其の頃地獄の門を潜るより恐ろしがられた役所へ大胆に出頭して、お上の厳命となら禁止は拠ろないが…

警察による部数調査の信頼性について及び部数とは

書物蔵:古本オモシロガリズム‏ @shomotsubugyo 11月24日このまへもたまたま某所で出会ったオニャノコに渡したらオモシロいと言ってくれたのでありました( ´ ▽ ` )ノ ・書物蔵「近代日本〈本棚〉史:本箱発、円本経由、スチール行き、そしてみかん箱」『文献…

発禁するのぢゃー

いま、「水沢不二夫のブログ 発見の手帳 PART Ⅲ」を見たらΣ(・ω・ノ)ノ! なんとΣ(゚◇゚;) ハッキンの示達書命令書ぢゃないすかっ!(*ω*;)´´ スゲーなぁ…ごがいなもんが、残ってゐたとはとは…(・o・;) 上記ブログによれば、「徳富蘇峰記念館」にあったのを数年ま…

帝国図書館における発禁本について

大滝則忠「戦前期出版法制下の図書館」『参考書誌研究』(2) p.39-53 (1971.1) 読了。 当時の最先端の研究ではあったろう。出版法制については当時の水準および価値観なのでもはや使えず。概念整理も不足。たとえば「普通出版物」と云った概念を注釈なしに使…

イルムス館で禁書目録を

開場に遅刻するかとあせってしまった(^-^;) 正面にならび,脇の通用口?から古書マニヤたちと入り込む… ならんでた人がこのまえ森銑三を買った古本屋さんでどぎまぎしたよ… やっぱ古本屋さんも買いにくるのね(^-^*) そして開場となり… うーむ,今日はあ…