書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館政治

カウンター(匿名)「図書館界ウォッチング;4」『出版ニュース』p.14-15(2016.3上)が、根本彰先生の悪口を(゜〜゜)

毎日新聞(2016.1.15)東京朝刊p.11オピニオン面に、「論点 公共図書館 あるべき姿は」てふ記事があったとか。 CCC増田氏、慶応大学 根本教授、元「文藝」編集長 長田氏、論点は違えど一言で言えば皆これまでの典型的な公立図書館に対するアンチテーゼだったよ…

『出版ニュース』2015年12月号から「図書館界ウォッチング」

『出版ニュース』2015年12月号から「図書館界ウォッチング」が始まったが、感心しない。「真理」(p.12)や「本質」(p.11)といった言葉をすぐ出してきちゃふのは悪手。結局、自説にproだと「我が意を得たり」(p.12)でantiないし位相が異なると「歯がゆさ…

常世田先生による千代田図書館批判を見る(・o・;)

ネット上にある 古書流通 新聞 http://paper.li/sumida01/1322374512?edition_id=c602cb70-cb58-11e4-8807-0cc47a0d1605&utm_campaign=paper_sub&utm_medium=email&utm_source=subscription は結構役立つものなんだけれど、ここで図書館ネタを拾った(´・ω・)…

なんだかまた同じ

同じ号に「民営化で図書館はよくなるのか」(匿名氏「A」による)が巻頭論文になっとるが、これ『談論風発』の転載とのこと。うーん、この手の議論で問題なのは、長期的・大枠では、従来の直営絶対時代に実際に(主に公共の)図書館業界の自己革新が停まって…

「民業圧迫TRCが抗議」( ・ o ・ ;)

こんな記事を読んだ(。・_・。)ノ 「国会図書館の無償書誌データ利用訴え/都道府県教委へ/「民間からの転換を」と/民業圧迫TRCが抗議」 『文化通信』 (2011.5.16)p.1 目下、館界の全国レベルの大問題はこれと思う。なのに館界メディアがまともに報道し…

建制順誤解の弁解から図書館組織汎論に至る

オタどんの誤解 「書物蔵」に、図書館の職員は雑誌カウンターよりも図書カウンターの職員になっていい格好したがるというようなことが書いてあったと思う。 http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20100819/p1 とあるが、そんなことは言ってないぞよ(=゚ω゚=) 誤解ぢゃ…

同窓会誌の苦い思ひ出

どーもある人の顔を見ると必ず思い出してしまうことがあって… むかーし、わちきもおぼこだったころ、同窓会なるものに協力したことがあった。 ってか、わちは基本的に外様だったんだけど、形式的にはその学科に関連していて、さそわれたのだった。 同窓会の…

配電盤理論?

オタどんがめづらしく図書館政治ネタをあげてをる(*´д`)ノ 大きすぎるオトモダチならぬ大きすぎる圕のシステムの件。わちきがシャカシャカしてをった時、どうやら大規模なシステムダウンにオタどんがまきこまれたらすぃ〜(^-^;) 文献実証をもってなるオタ…

館界言説の1950年代と2000年代

わちきなぞ、ブログに館界政治ネタをカキコすると、あそこらへんが怒りそう、ここらへんから怒鳴り込みがありそう*1、konan.ac.jpからアクセスがあるなぁ、などと、妙に気を廻してしまふところがあるが、japanese bibliobloggerたちは、そこいらへんには無頓…

図書館とイデオロギー

GCWたんが意味深なカキコを(^-^*) 何故か当blogに某H大学の司書課程関係のサイトからアクセスが(^^;).(略)もし学生さんが見ているのであれば忠告しておきますが,ウチは業界の主流派じゃないから,ウチを見てレポート書いても良い点はもらえません…

ジュンク堂でのトークセッションの代わりに載ってたインタビュー

ひさびさにオモシロな図書館文献だったので、ここに感想を。 ・「公共図書館の新しいモデルをつくりたかった」『ず・ぼん』(14)p.62-87(2008.9) これは、柳与志夫(千代田図書館前館長)への沢辺均(ポット出版社長)によるインタビューね。 区長にあった…

満洲に消えた楠田五郎太(2)

戦中に中田の論敵となった渋谷国忠について調べてたら、戦前に兵庫で巡回文庫を展開した楠田五郎太についてオモシロいことを石井トン先生が言っているを発見(゚∀゚ ) 『動く図書館の研究』 戦前、渋谷が『神奈川県図書館協会報』にいろいろ記事を書いてたなか…