書物蔵

古本オモシロガリズム

ゾッキ本

まっちゃまち(松屋町)は赤本の産地だった

きのふ気づいた毎日フォトバンク内の、戦争直後カラー写真。 いやサ、この写真コレクションは、すでに昭和期にカラー写真集で出版されているので知ってはいたが、有料フォトライブラリーとなったのねん。 活気を取り戻す大阪の問屋街、昭和24年 つれづれに…

三昭堂はゾッキ本の通販会社

アナおそろし! 股旅堂さんから売ってもらった「読書時代」なる冊子―とは言へ販売目録にすぎんが―にこんな広告がある 財部叶著(危機の若人注意せよ) 性的誘惑の手段 四六版三〇〇頁クロース/金文字入定価一円五十銭 特価四十五銭(送料八銭) いかにもエ…

山崎一夫とは誰そ(。´・ω・)?

ゾッキ本やさん?山崎書店 一説にゾッキ本やとも。しかるに『全国出版物卸商業協同組合三十年の歩み』や、松要さんの思い出にうまく出んのぅ。もしかしたら、ゾッキの卸しではなく、小売だったのかもしれず。 でもまあお店の名前は「山崎書店」とわかった。 …

大阪ゾッキ本問屋 「松要(まつよ)さん」

JLAの戦前名簿を買った領収書が出てきて、どっかにあるはずだがどこにもない(´・ω・`)とウロウロしてたら、こんな本が出てきた。 松要さんの思ひ出 堀勝彦 編集者代表 全国出版物卸商業協同組合 1955 いま出版人名事典をみると、 「松要(まつよ)さん」こ…

赤本ゾッキ本流通史の基本図書

帰ったら届いていた。やうやく安く入手できた。 全国出版物卸商業協同組合三十年の歩み. -- 全国出版物卸商業協同組合, 1981.6 ※アマゾンマケプレ コスモ堂2500円 みなさまもご承知の通り、わたくし共の組合は、江戸時代の「地本草紙問屋仲間」の流れをくむ…