書物蔵

古本オモシロガリズム

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本の整理

新書版の整理をした

フーコーの、交差配列(キアスム)

地下書庫にてこれを読む(σ・∀・) ロジェ・シャルチエ「フーコーのキアスム――科学と文学のあいだの作者性,18世紀~14世紀」宮下志朗・丹治愛編『書物の言語態』東京大学出版会,2001.5 なーるほど ってか、ちゃんと学科の蔵書にあって他専攻にないのは意外であ…

書評を読む

ふと思い出してこれを読む。 菊地 暁 , 書評 福間良明著 『辺境に映る日本--ナショナリティの融解と再構築』 ソシオロジ 49(1), 175-183, 2004 https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshioroji/49/1/49_175/_article/-char/ja/ いやすごかった。 これが…

神戸市立図書館でレファレンスが戦後、復活したことをどう捉えるか

大東亜省の有能な通訳だった志智嘉九郎。 彼が1950年代の第一次レファレンス・ブームを主導したことは拙ブログにてルル述べてきたところ(´・ω・)ノ ところでその志智は、ブームを始めたころ、自館の書庫に潜り込んで、実は自館の神戸市立が戦前にも同じサ…