書物蔵

古本オモシロガリズム

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

京都集書会社設立の願書

〜私共読書人便宜ノタメ会社取結ヒ、和漢書籍ヨリ海外各国之書類内外新聞等ニ至迄、追々取寄貸本ニ備置、且望之人ヘハ売渡モ仕度存居候処、仄(ほのか)ニ伝承仕候ヘハ、近々集書院御建営モ被為在候趣ニ付、右御入費之内ヘ乍聊私共壱人ニ金百両宛奉献納度、…

取り屋雑誌は明治から

『法律新聞』明治35年6月16日(1902年) 91号 雑報 ●新聞取締廳令 新聞紙の取締に關し去る七日警視總監より左の廳令を公布したり 警視廳令第十九號 購讀の申込なき新聞紙、雜誌、出版物を配布し又は掲載の申込なき廣告を新聞紙、雜誌、出版物に掲載し其代料を…

ネット情報源の交通整理と、レファレンス技法の名づけが必要なのだ(´・ω・)ノ

書物蔵:古本オモシロガリズム ? @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんが扉野良人をリツイートしましたこの記事、文献探索法入門になってるなぁ(σ・∀・)国会サーチの総合目録機能(県立ゆにかネット+児童書)を使っているね京都府立のレファレン…

貸本屋(貸本所)、新聞縦覧所、書籍館(図書館)の概念分析

書物蔵:古本オモシロガリズム ? @shomotsubugyo 5月7日][図書館][貸本屋]明治初めに上からの改革で造られた「書籍館」は漢籍や仏書ばかりだったんで明治10年代に全滅。かわりにマジメな新刊を貸していたのは「新式貸本屋」だったのでした(´・ω・)ノ / “新書…

三号雑誌、積読

森銑三「閑讀雑抄」日本古書通信. 39(1)(534)/p2〜5 1974-01 三号新聞 三号雑誌といふ言葉も、近頃とんと耳にせぬやうであるが、その語が滅びたといふわけではあるまい。明治十一年三月二十九日の読売新聞にう、三号新聞の名の見えてゐるのには、これにも驚…