書物蔵

古本オモシロガリズム

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大切なもの

大切なものって、なくなってはじめて判るものなんだね 悲しくて悲しくてしょうがない...

「立読み」の概念整理

「立読み」の概念整理 日国を引くと「立ったままで読むこと。特に、書店の店頭の本を買わないで立って読むこと」とあり、1946年の用例が示されている。 同じ漢字表記で「たてよみ」という語も立項されており、こちらは「名調子で読むこと。調子をつけて、よ…

東京芝浦電気鶴見工場で山口文庫をやってた高橋慎一

書物蔵:古本オモシロガリズム‏ @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんが兵務局をリツイートしました総力戦のもとで、企業まるがかへとか、農村読書とか、福利厚生がすすんだんだよなぁ…まだ100歳ごえでご存命の梶井重雄先生を先兵に、中田邦造に…

刷本(すりほん?)とは本文の作り置き?

印刷部数と発行部数 二千部印刷して千部或は千五百部だけ製本(発行)して残りを刷本のまゝ置くというふこともあるし、二千部印刷したが破損紙多きため千八百部しか発行出来なかったといふ場合もあるから 「改正書式解説(二)発行届」『出版文化』(13)p.6…

戦時中の国内洋書海賊版を見つけるには

他の件で見ていた『出版文化』―文協による戦時中の業者向け広報誌―にこんな記事が出ていて、そうか、これをテコに戦時中の北明の活動がわかるとひらめいたことじゃった。 リプリントの定価について 事業統制課 洋書翻刻図書は、概して出版企画が簡単であり従…

『出版普及』の18年ごろの部数は15000部

『出版文化』が文協による出版社(メイカー)向けの、 『出版普及』が日配による書店向けの出版業界誌であるわけなんだが。 その一方の『出版普及』発行部数が『出版文化』に載っていたのでメモ。 出版配給課「買切制実施対策「其一」―計画配給委員会中間報…

日配でなく文協ぢゃった S18、2月あたりの出版物から?

奥付に著者略歴(いぜん一緒に働いたS賀さんは「チョレキ」と言ってたなあ―彼はゴーストライターやっとったから出版業界用語かしらん)が掲載されるやうになったんは戦時中からなんだけれど、いつから、何を根拠にさうなったのかが永らく不明ぢゃった。 それ…

終刊号・廃刊号を調べるには

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo 2 時間2 時間前書物蔵:古本オモシロガリズムさんが自然誌古典文庫B室をリツイートしました>「戦後日本少年少女雑誌データベース」 有料化してからは見たことないなぁ(*゜-゜)> 終刊 取次で出してた業界向…

明治後期の地方文芸雑誌

文壇 明治29.9.4 二葉 34.6or7 天使 35.5.20 名古屋37.秋11or12 秋水 kakikake

同人雑誌で有名な印刷会社は戦前にも

へえぇぇ〜(・o・;) 同人雑誌で有名な印刷会社って、いちおー戦前からあったんかぁ… って、むしろこれは戦前(昭和戦前期)といふよか、明治大正期のことであるらしい…。 岐阜の西濃印刷や安田印刷は、印刷費が安かったのか、東北から九州まで、各地で発…

新聞版表示のはじめ

「明治33年12月10日秘甲第337号警保局長依命通牒各府県長官宛」なるものがある。 新聞紙にして発行所へ在地以外に頒布するものと発行所々在地に頒布するものと各別種のものを刷行するもの近来漸次其数を増し取締上一層注意を要すべきもの有之候に付同一号の…

警察だってバカぢゃない―当時、どこで本が読めたか?

奥平が「いわゆる「特殊取締」という管区内出版物の一定期日における一斉調査」といっている「地方庁」(具体的には県警)ごとの「出版物一斉取締」 無記名「特殊取締状況」『出版警察報』(99)p.68-76(1936年12月) これを見ると、どこに出版物があったか…

フレーズ「雑高書低」は1980年から

わからんなぁ…1975年前後に、総売り上げで雑誌が書籍を抜いてゐるからその頃だろうと思ってはゐたが… なんと今、グーグルブックで判った(゚∀゚ )アヒャ 現代用語の基礎知識 1990年版. 自由国民社, 1990.1. 1348p ; 26cm 51 ページ 雑高書低”といわれるようになっ…

2017年の書物蔵(下半期)

2017/6/23(金)五反田・神保町でオタどんと文圃閣さんが初お目見え 2017/7/2(日)キントト文庫さんのウワサ 2017/7/14(金)仮性図書館本の『鎌田共済会雑誌』昭和8,9年を五反田で拾ふ 2017/7/5(水)阿刀田自伝を日経で読む:産業医と図書館 2017/7/15(土)雨漏り…

文献メモ

松永瑠成「誠光堂池田屋清吉の片影 : 文書からみる明治期貸本屋の営業と生活」『中央大学国文』(60) 19-35,2017-03,

2017年の書物蔵(上半期)

2017/1/21(土)森見登美彦さんの『夜行』読了 2017/1/27(金)『この世界の片隅に』2回目 2017/1/30(月)たてもの園へ 2017/2/14(火)飲み会でドキドキ猿楽町にて 2017/2/22(水)周旋屋経由で金を借りることに 2017/2/28(火)出版学会が出版人1600人のデータベース…

人名史

伊藤博文をハクブンと呼ぶは「有職読み」にあらず : 人名史研究における術語の吟味 三浦 直人 2016,文学研究論集 / 明治大学大学院文学研究科 [編],(45) 207-226 Z12-356

同人誌

去年だったか、あきつさんとこから拾った1冊数百円の文学史的価値がなささうな同人雑誌一揃ひ(^-^*) 手書き→ガリ版→印刷、といふ三段階をそのまま踏んだもので、メディア史のサンプルとしては上々のみならず(。・_・。)ノ書き手に増田七郎(国文学者にして東…

「エロ本」は1923年から?

ちなみにエロ本は1923年以降の「新語」である。 エロほん(エロ本)エロチックな本の略、すべて風俗壊乱的な本をいふ、春本淫本の意味にも使ふ。大震災後の新語である と、古典社編『書物語辞典 3版』(古典社, 1939)にある。

けふは飲み

わいわい

民間人の系図集(財界人)

財界家系図.. 人事興信所, 1956. 20, 409, 23p ;288.2-Z29z 現代財界家系譜.. 現代名士家系譜刊行会, 1968. 26, 535p ; #288.21-G29 財界家系譜大観.. 第1版. 現代名士家系譜刊行会 ; 常盤書院 (発売), 1971. 1002p ; #GK13-183 財界新山脈 / 眞島弘著. -- …