書物蔵

古本オモシロガリズム

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさびさの古本合戦は土浦から

朝、三々五々、古本好きがわが家に集ふ。 めづらしくMさんが遅刻せず来たのでさっそく筋斗雲に乗りテ土浦をバ目指す。 1時間以上かかる道のりなれど、Mさんらと学術談義をしていたらアッといふまに着くのも不思議なり。 さっそく古書モールをぐるぐるまはる…

大東亜図書館学の再生を期す

再来週あたりに、十進分類で大東亜戦争大勝利が活字にあることであらう!`・ω・´)oシャキーン

神保町でモシモシ嬢に、早稲田で図書館員、宮武外骨に会ふ

神保町で けふは午前中、和洋会へ行き、古本あさり。。。っていつものことか(^-^;) んで、 本社用語 / 毎日新聞社紙面審査研究室編. -- 東京 : 毎日新聞社 , 1954.10. -- 185p ; 16cm. これを200円でヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ パラパラめくると、「いいかえ集…

図書館ユーモア?

この本を読了。 どうか、お静かに : 公共図書館ウラ話 / スコット・ダグラス著 ; 宮澤由江訳. -- 東京 : 文芸社 , 2012.10. -- 551p ; 15cm. -- ISBN 9784286126678. -- 別タイトル: Quiet, please : dispatches from a public librarian. -- 著者標目: Doug…

総目次のはなし(1)

ゆまに書房の復刻せる『読書感興』の、巻頭総目次を見ながら某さんがしきりに、 復刻屋としては下の下ですよ といふ。 ん?(・ω・。) そもそも「復刻屋」って、びみょーに悪い意味がはいっとるハズにゃのに、さらに「下の下」とは(・∀・) どんなもんだろとのぞ…

上森捨次郎

かみもり・すてじろう、って知っとる? 安政6年-大正8年 61歳 加賀藩士の子。 明治22年ごろ金沢市議会議員。明治41年(かきかけ というようなことが、 北村義雄 「”北陸児童新誌”と上森捨次郎氏について 」『ドウブン』(21) p.9(1965-02) でわかる。この雑…

大阪ゾッキ本問屋 「松要(まつよ)さん」

JLAの戦前名簿を買った領収書が出てきて、どっかにあるはずだがどこにもない(´・ω・`)とウロウロしてたら、こんな本が出てきた。 松要さんの思ひ出 堀勝彦 編集者代表 全国出版物卸商業協同組合 1955 いま出版人名事典をみると、 「松要(まつよ)さん」こ…

なんだかまた同じ

同じ号に「民営化で図書館はよくなるのか」(匿名氏「A」による)が巻頭論文になっとるが、これ『談論風発』の転載とのこと。うーん、この手の議論で問題なのは、長期的・大枠では、従来の直営絶対時代に実際に(主に公共の)図書館業界の自己革新が停まって…

大学ゴシップ:同志社新聞学

猫猫先生の「とううんしせつ」(『出版ニュース』2303 p.22-23 2013.2下)を読んでたら、同志社大学社会学部メディア学科で、同僚同士の訴訟合戦があるとあった。 渡辺武達と浅野健一という人同士でやっているとか。両者の業績をみると、あまりわちきの興味…

お客と店員、あるいは主題司書の可能性

ネットで時事的報知なる雑誌記事が話題になってたので読んでみた(。・_・。)ノ CA1790 - 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦 | カレントアウェアネス・ポータル http://b.hatena.ne.jp/entry/current.ndl.go.jp/ca1790 内容は、人文…

メモ

大日本新聞雑誌一覧表. -- [出版地不明] : 大塚祐英 , 1881. -- 1枚 ; 50×41cm. 全國新聞雜誌評判記 / 高瀬紫峯著. -- 東京 : 高瀬[巳]之吉, 1883.2. -- 50p ; 19cm. 圖書課書目. -- 第2輯 納本の部 上 ; 第2輯 納本の部 中 ; 第2輯 納本の部 下 ; 第2輯 新…

授業を抜け出してお茶に(夢)

きのふは飲みすぎてやや二日酔い、一度、早朝に起きてしまふ。それから二度寝をしたのだが、その際、こんな夢をみた。 なんだか業界の長老を読んで講演会みたいな授業をするといふ。んで、後ろのほうの席にわちきとY先生が一緒に座っている。 講演は超つまら…

あーあ(・∀・`;) ビブリア古書堂おはっちまったのー(´・ω・`)

最終回を小説の4巻を読みながらテレビで見る。 いや、結構オモシロかったと思ふよ。 主人公の配役はともかく、まわりの俳優はがっちり固めていて、みな上手だったし、なにより原作をうまく作り変えていたところが良かった。 モデルになった鎌倉の公文堂書店…

姉崎正治は日本図書館史にも「ちょっと」興味があったんだねぇ( ・ o ・ ;)

昭和16年2月17日午後、姉崎ちょう風は東大の河合博にあててこんなはがきをだした。 一寸気付きまして御しらせします。明治十五年六月森有礼氏がロンドンから学士院へ改革意見を出した中に「集書館」の事を学士院が管轄し、中央と地方と連携せしむべしとの案…

上野文庫店頭目録が売られている(@_@;)

ふと気づいたのだが、ヤフオクで、中川道弘「古書まみれ」が売られているがセットでなんと(@_@;)目録がついてくるとぞΣ(・ω・ノ)ノ! http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/170298765 目録のほうが価値あったりもする(σ^〜^)σ

業界紙こそ第一級の史料

P.Sジャーナルなんて、誰も知らないってか? いやさこれ、昭和40年代の出版業界紙。 最近、業界紙の歴史に入れ込んでをるわちきであるが、実は業界紙はいままでほとんど活用されてをらぬ史料の一つで、国会図書館なぞが実行不可能な著作権法適用をここ十年は…

やはりここは強行偵察しかないか:つちうら古書倶楽部

東京古書会館にあったチラシでみて、どんなもんだんべ、と思うてをった土浦古書モール(てか名称は「つちうら古書倶楽部」だった)。 なんと(@_@;) 天下の読売新聞に記事が載ったΣ(・ω・ノ)ノ! 元パチンコ店に古書30万冊、22店の底力結集 : 社会 : YOMIUR…

総目次につきて

森先生とお話。

ここ二、三日、「秋山正美」での検索がかまびすしいが

標記のとほりなれバ、 すは、たうとう秋山正美が再評価さるる時代が到来したか!(゚∀゚ )アヒャ と、嬉しくなりテ調べてみたらバ同姓同名の犯罪者が捕まっただけなのね(=゚ω゚=) わちきは秋山さんについて二、三度エントリをあげたことがある。 http://d.hatena.ne.…

大東亜図書館学を復活さす秘術につきて悪巧み

森さんと喫茶店にしけこんで、いかなる魔術をつかへば復活させることができるか陰謀をめぐらす(σ^〜^) 連載の弱点をしょーじきに言ってみそ、と言ったらば、ほんたうに正直にいろいろ指摘され、タジタジ(;´▽`A`` 自らの不明に恥じ入るばかりである(・_ …

企業PR誌

Mさんと電話。五反田でひろった企業PR誌、Graphicationのコレクション特集にオモシロい記事があるとか。 いま雑索をみたら採録対象でない。 雑索未採録誌の目次を調べるには日本の古本屋を使う。 いまみると、 グラフィケーション136号 特集コレクション …

「カードと分類で大東亜戦争大勝利!」執筆余談

あと数週間?で『文献継承』の最新号が出ることと思ふ。 そこに、かってのエントリ http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050305/p1 を膨らませた「カードと分類で大東亜戦争大勝利!」を書いてみた(*´∀`*) 東京ではどこに置いてもらおうかの(=゚ω゚=) そ…

全体を把握する保存することについてちと考える

古本屋ができているのかといへばそういふわけでもないと遂行知における畏友u-sen氏に指摘さる。 やはり説明知に於ける先生森やうすけ氏に来てもらふべきだったか(´ヘ`; 購入したマンガ 靴ずれ戦線 2 (リュウコミックススペシャル)作者: 速水螺旋人出版社/…

わらじや

2002年に会社破産後亡くなられ 日下 福蔵くさか・ふくぞう 元・ワラヂヤ出版社長 元・大坂書林御文庫講代表 日下和楽路屋 日下わらぢ屋 日下わらぢや 戦後初期の出版社と文化人一覧 3=56,4=109,252日下和楽路屋 和楽路屋 1935-ca.1970 ワラヂヤ1972 和楽路屋…

戦後日本図書館史の論集:アメリカ様の時代(σ^〜^)

おおこれは(@_@;) 現代日本の図書館構想:戦後改革とその展開 / 今まど子・高山正也 編著 定価 2,940円 (本体2,800円) 予約商品 日本の図書館はいかに構築され、なにが実現され、なにが課題として残されているのか。 出発点である戦後占領期から、現在に…

目次情報の精確度:国会デジデジとざっさくプラスを比較

ちょっとオモシロな計測をしてみた。 かずかぞえ(σ^〜^) わちきが秘かに○○○○を集めていることはここだけの秘密ぢゃが、この雑誌、巻頭に書斎探訪の写真がある。んで、ここに117名が書斎の写真に写ってをるんぢゃが、皓星社の目次DBではさすがに総目次など…

五反田は安すぎて困る(^-^;)

文部省刊行物制作便覧 / 文部省編. -- 教育出版, 1952.1 これがたったの300円ですよ。 ちと呆れつつ、さっそく買い込むヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ

( ゚∀゚)o彡°ピダハン! ピダハン!

_ ∩ ( ゚∀゚)彡 ピダハン! ピダハン! ⊂彡 ん?(・ω・。) ピラハーか?(^-^;) しかし、ピダハン話から、ギンズブルグによる形態と形式の混同の話なんて。 勉強になるなぁ。。。(*´∀`*) 構造主義図書館学なんて、あったのかしら(o・ω・o)

昭和14年の蒐書家たち

こんなコラムがあったのでメモ。 「創刊以來の讀者」『書物展望』9(12)=(102) p78(1939.12) 青柳、 ※居住地の()をはずし新字にしひとりごとに改行した。順番はもとのまま(五十音順か)。()は付記 青柳秀夫(秀雄とも) 佐渡 藤井康夫 酒田 加茂弘 新…

「日本カレンダー株式会社」

国策標語ボットをフォローしやうかどうか迷ってゐたら、「日本カレンダー株式会社」なるところの標語があり、こりゃありがたき情報。 んでググったら、ネットにはほとんど情報がない。 って、当たり前か。 そしたら、ある人のブログにかの『横書き登場』に手…