書物蔵

古本オモシロガリズム

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「書物ブログ」とは

図書を主な話題にしているブログのこと。 図書の評価のみを行う書評ブログから、装丁や流通販売、あるいは二次流通(古本)について述べるものなども含む。 新聞、雑誌、またそれらの記事などについても述べられるが、単行本としての図書について述べられる…

辻井甲三郎につきちょこっと進展

チェックせねばと思うてをった次の本のp.174に辻井のことが少し出ていた。 辻井甲三郎 京都 京都三中 京経6年 死亡 第5期(昭和3年3月卒業178名)文科甲類(35名) 1907年生まれ前後の人々が載っているので、辻井もその頃の生まれ。 1990年段階ですでに(と…

筆禍文献大年表

現代筆禍文献大年表 / 斎藤昌三. -- 粋古堂書店, 1932 明治大正期の網羅的な発禁本目録である。自序に「古い官報、公報は勿論、この方面の資料は大半探索したので、総計では八千件以上も」「それでも猶ほ新聞紙と雑部に於いては一、二年の不完全を」とある。…

『貸本屋日記』という本

以前、伊吹ふみ子『古本屋日記・老残随想』(三茶書房 平成8年)という本*1を読んだことがあったが(http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050318/p1)それと似た感じ。もちろん三宅は、若いころ、――といっても三十代の頃だけど――、交通公社満洲支社に努め…

JLA入会、異動メモ

年月は掲載『図書館雑誌』月号。ゆえに実際の加入は前月あたり。 青木実 昭和6.9 小河次吉 昭和6.9 代表者変更金沢市立図書館 多田周治郎 澤田兼吉 昭和6.11 台北帝国大学司書官 山中樵紹介 台北市富田町八四 岡茂雄 昭和6.11 図書出版 岡田温紹介 佐藤真 昭…

中條辰夫 biblio?

中條辰夫ってダ―レ? ん?(・ω・。) 金子光晴(詩人)の友人、ってか金子が文学に足を踏み入れるきっかけになったお友達の図書館員だよ。生没年不明。 オタどんのミッション・ディフィカルトがふってわいたので調べてみたが。。。 中條辰夫という日比谷図書館…

久しぶりにマンガ喫茶

昼、信頼しとる某氏から返信メール。統計数値など土台そういったものでしかないと。思ったとおり。 久しぶりに行きつけのマンガ喫茶へ行ったら、ブースの内装が良くなっていた。 あいかわらずビックコミックスペリオールを読む。モーニングは、んー、ひょう…

高円寺

部屋の掃除ができたら、また古本市に行きたくなってしまひ、いく。 行ったので森さんと会う。 日本近代思想大系. 別巻 / 加藤周一. -- 岩波書店, 1992.4 Cinema square magazine / シネマスクエアとうきゅう. -- シネマスクエアとうきゅう, No.56(昭62.12) …

五反田→神田→早稲田

よく考へたら、みんな「田」がつくね(^-^*) 田川サンにも田がつく。。。(・o・;) 朝飯を喰うてノンビリしとったら、いつのまにやら遅刻気味(;´▽`A`` スワ、とてキントウンでレインボーブリッジを渡る。この世に古書即売会に遅れたからとて有料道路を使うバ…

メモ

インタビュー 坂本成生 横芝光町立図書館 ネット利用で評価される横芝光町立図書館の現場 / 坂本 成生 ; 沢辺 均 ず・ぼん. (通号 15) [2009.11]

台風で街中たいへんなことに

台風が来るのにみんな夕方まで会社にいるもんだから。。。 また震災時の二の舞。 地下鉄とまりまくり。 幹線道路は渋滞。。。 と、とっさの判断で電車をのりついで、渋滞している車の列を見ながら家にかへりつきましたのじゃv(゚ー^* )

台湾で西川満の評価は極めて高いとな…( ・ o ・ ;)

古通編集長と思しきかたのサイトに次の記事があった。。。 9月12日(月曜日) 内田市五郎さんが、台湾の国立中央図書館で開催されている「西川満大展」を見てきたと来社された。その折刊行された「西川満年譜・書誌」も持参してくれ拝見した。台湾・真理…

ひさびさに図書館ゴシップ? それも貸出について(゚∀゚ )アヒャ:横芝光町立というより貸出しが

はてブ界隈で知ったのだが。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 『千葉日報』がチト不思議な不祥事を報じている(。・_・。)ノ ある図書館が貸出冊数を水増し報告していたのだという。 http://ww…

一読の価値あり『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』

10年ほどまえから館界でも流行った著作権法についての議論は、議論というものではなく現行法の適用細則にすぎんので詰まらんかったのだが、やうやく著作権法論の本体のほうで有意義なものが出てきたやうである。日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか作者: …

いがらしゆみこ女史が「これ本」にこんな記事

イヌも好きなので今までに五匹飼った。〜 いがらしゆみこ「真実を知り後悔する私(本の周辺)」『これからでる本』() p.8 (2011) いがらし・ゆみこさんは、著者紹介によれば「漫画家」。1950年北海道生まれで「キャンディ♥キャンディ」で第一回講談社漫画…

口を縫う歴史? 田舎の言説空間

集英社のPR誌『青春と読書』2011年10月号にこんな記事があった。 小説家の坂東真砂子が、田舎暮らしをはじめたそうな ご近所さんの平均年齢は七十五歳くらい。みな、山村で高齢であっても、〜素朴な人々であると思っていた。 ところが住んでいるうちに、こん…

けふは

雨にふられたが古本げっと!!!

無念! 大東亜ト学成らず!!!

わちきが秘かに「大東亜図書館学」を復活させやうと暗躍してをることは、ここだけのヒミツぢゃ(σ^〜^) 最近、図書館史トリビアの発掘にますます磨きがかかっとる我が畏友、神保町のオタどんが昨年四月、かやうなるエントリをあげていたのを憶えておらるる…

奥泉先生の書評を読む

近代日本における読書と社会教育 / 山梨あや. -- 法政大学出版局, 2011.2 これの書評。この書評も読んだ。アクロバチックなよねい先生とちがって手堅く書評本の概要が記述の半分を費やして書かれていて、評の部分は後半、本書の特徴と、奥泉先生の気になるト…

よねい先生の書評を読む

これを読んだ(=゚ω゚=) 「よねい・かついちろう 村上美代治著 『満鉄図書館史』」『図書館界』63巻3号(通巻360号)Sept., 2011 うーん、村上本については、半分しか書いてないなぁ…(・∀・`;) よねい先生の目下の関心たる日中図書館界関係史についてが半分。…

矢口進也(やぐち・しんや)氏の訃報

図書新聞』(2011.9.3)p.4に、訃報として 矢口進也(やぐち・しんや)氏=図書新聞取締役相談役 8月11日、ガンのため市川市の病院にて死去。82歳。1929年大連生まれ。(以下略) とあった。 そういえば、『文庫そのすべて』を古本で買って読んだなぁ。あの…

なぜだか異常に落ち込んだ日

ん?(・ω・。) けふは朝から、なぜか激ウツllllll(−_−;)llllll なぜだらう、とブランチを食べながらかんがへてみる。。。(*゜-゜) が、わからん( ´・∀・`) オタどんが面白げな図書館史ネタをあげとるので呼応せんと思うも、元気でず(*´д`)…

はぁああぁあぁ〜 ゆーつな民主日本国ぢゃ

津波は天災… けど原発メルトダウンがなぁあ… ゆーつぢゃ。 現地でがんばってる人たちには申し訳ないけれど、福島東部の人たちはやはり疎開すべきと思うのだ(もちろん国費で)。 評論家の佐藤優とか佐野慎一も言ってたけど、原発がおいてあるとこはすでに大…

ん?(・ω・。) ごろうたん?

このまへ来たよねい先生がなに言ってるのかワカランかったけど、いま、森やうすけさんから知らせが来て、 http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK&ID=A2334 図書館文化史研究 No.28/2011『市民の図書館40年』、石井敦先生を偲ぶ会の記…

JIS X0812 図書館パフォーマンス指標にレファレンス・サービスができたのかぁ(・∀・`;)

一部ネットでレファレンス・サービスとQ&Aサイトの正答率を比較するという研究が話題になってたので、 「ん?(・ω・。) レファレンス・サービスなんて、日本じゃそう根付いておらんもんを測ったったしょーがあるまいに」などと思いつつ、たまたま『図書館界』に…

コクリコ坂からを見る

キャラも悪くない。音楽も悪くない。時代考証もほぼ完璧(ただ、朝鮮戦争を当時なら朝鮮動乱と呼ぶほうが多かったのでは)。動画もたいへんよい。船の書き方など、これは船のアニメかと思うくらいである。 なのに、なぜだろう。。。 これは、うーん、失敗作…

天野敬太郎、弥吉光長を剽窃とののしる

選んで買おうとした書物展望 めんどくさいからぜんぶ引き取ってみた(;´▽`A`` といふのも、目次にでてこないところにもオモシロげな記事があるからねぇ。。。 と、あるところで読んでたら、なんと、天野敬太郎が、自分の書誌を弥吉光長に剽窃されたと書物展…

ひさびさに激怒

しかかってしまった(σ^〜^) しかし、やっぱりまじめっこクラス委員とは相性がわるい。。。(  ̄▽ ̄) これも修行なのだらうか。。。(*゜-゜) まあ、テキトーにやるですよ(´∀` )

最近日本図書館史ばやりなのかなぁ…(・o・;)

こんなんみつけた( ^ - ^ ; ) 《書評》 よねい・かついちろう 村上美代治著 『満鉄図書館史』 奥泉和久 山梨あや著『近代日本における読書と社会教育:図書館を中心とした教育活動の成立と展開』 http://www.nal-lib.jp/kai/v63/cont3.html ほへー(・o・;) …

けふも高円寺

なんとかし上げてから高円寺の古本市へ 拾うものがなかった。。。 ってかきのふ行った神保町であれを買ふべきだったなぁ 森さんとおなはし あゝ森さんだ、と思うたことであった。 森さんと書誌データベースの批評がないことにつきてお話