書物蔵

古本オモシロガリズム

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ホモパチ法について

めづらしく時事。 ホメオパチーはいつから日本に入ってきたのだらう。 とオタどんのエントリを見て思ったので、さっそく、あらかわそおべえの辞書をば。 外来の概念の初出(に近いもの)を調べるにはこれにしくはなし。とゆーのもニッコクは必ずしも用例の初…

クニゾーたん書誌の書誌

おそらくこれまで書誌を作った人々は気づいていたとは思うけど。 最初の中田邦造書誌は、1940年に出たといってよい。それは… 「主要論文題目一覧」「石川県中央図書館月報』(200) p.2-3 (1940.12) 筆者記入以外の論文はすべて中田前館長の執筆になるもの。(…

出張先で古本漁りまくりのクニゾーたん!

このまえ、なんで社会教育家クニゾーたんは帝大の司書官なんかになったんだろうという話がでた。 うろ覚えだけど、その理由やキッカケはあまり語られていなかったような。 ・中田邦造「石川県立図書館長を辞して」『石川県中央図書館月報』(198) p.2-3 (1940…

うーみゅ

元気ないっち(-∀-;) とりあへずメモ 田川浩之「中田邦造著作年表:1940.9-1949」『書誌調査』1995

けふは

これからお出かけ かへったら たっぷり飲んでたっぷり話して(といふか拝聴して)かへってきた。 すると。。。 なーんと、トンデモめづらかなる帝国図書館ヱが到着しているではないか(×o×) 同年9/5追記 おそらく明治30年代のきはめて初期の圕ヱなり

思いつき「限定悉皆法」

たまたま学食で友人らに遭ったので、ついついヱ資料論をぶってしまう(^-^;) 若い友人などは、ひたすら謹聴してくれていたが。。。このおっさんは、とあきれられていることであらう。 そもそも、ヱをばあつめむと思ふたハ、英書を読みテ、ハタと気付いたか…

一進一退

こんな夢を見ていた。。。 友人AとCがこれから食堂に行くといふ。 待って、わちきも行くからとて、遅れていったらそこはなにやら学食のよう 定食を頼むと、フライを何種類かのなかから選べという。 めんどくせー、と思ひテ、うどんに切り替へて食堂へ這入っ…

岡崎市立が

話題ですの

『貸本文化』を拾う(*´д`)ノ

夏休みだった定期の古書市が再開されたので古書会館へ行き、『貸本文化』(19)(2001.9)を買う。小田原の高野書店さんがどうやら貸本マンガ研究をしていたらしい人の蔵書を売っていた。いま日本の古本屋を見ると、『貸本文化』は結構な値段がついとるが、800円…

建制順誤解の弁解から図書館組織汎論に至る

オタどんの誤解 「書物蔵」に、図書館の職員は雑誌カウンターよりも図書カウンターの職員になっていい格好したがるというようなことが書いてあったと思う。 http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20100819/p1 とあるが、そんなことは言ってないぞよ(=゚ω゚=) 誤解ぢゃ…

同窓会誌の苦い思ひ出

どーもある人の顔を見ると必ず思い出してしまうことがあって… むかーし、わちきもおぼこだったころ、同窓会なるものに協力したことがあった。 ってか、わちは基本的に外様だったんだけど、形式的にはその学科に関連していて、さそわれたのだった。 同窓会の…

『マンガ論争3.0』にびっくり

いやサ、本論のとこは、チト細かすぎて門外漢のわちきには読みきれんのだけど、最後に「もっと「表現規制」を知るには?」(p.80-81)とて、情報の集め方がのっているとこ。 ネットの情報はそもそも偏っているしすぐ消えちゃうという現象論から、実はこうい…

配電盤理論?

オタどんがめづらしく図書館政治ネタをあげてをる(*´д`)ノ 大きすぎるオトモダチならぬ大きすぎる圕のシステムの件。わちきがシャカシャカしてをった時、どうやら大規模なシステムダウンにオタどんがまきこまれたらすぃ〜(^-^;) 文献実証をもってなるオタ…

砲台場

毎日が夏休みのごとくけふも本だらけのとこに行く ・『新聞マンガデータベース:国内編作者新聞別情報』2訂版 新聞マンガ研究所 2010 ・『ジャンルコードの選び方』myrmecoleon 2010 ・『マンガ論争3.0』 などなどを入手 これも図書館情報学?(゚∀゚ )

ん?(・ω・。) 妖怪シャカシャカとな

オタどんが妖怪シャカシャカについて言及してをる ヱがかってにパラパラめくられ、圕ヱのところでぴたりと停まるのだそうな(σ^〜^) ところで売っとる古ヱの見方に2種類あるのって知っとる?( ̄▽ ̄)b パラパラ法とシャカシャカ法のふたつなり、ってにゃんだか…

地図図書館学がない日本

之潮の社長さん ・地図・場所・記憶 / 芳賀啓. -- 共同保存図書館・多摩, 2010.5. -- (多摩デポブックレット ; 3) もう2年もまえの公演(2008.10.5)らしいんだけれど、出版物としては最近。 芳賀さんは出版社、之潮(これじお)の社長さん。『帝都地形図』…

ほへほへ

ほへほへ

NHKの玉砕を見て思った

大本営はロクな資源も権限も与えんと突撃を命じるからなぁ しかし日本人の集団って同じ集団錯誤に陥っているような… あれはいつのことだったか…(*゜-゜) すでに日中戦争は長期化しはじめていた頃 景気づけに大金をもらったとて大東亜戦争をおっぱじめるの…

オタどんの予言は成就したなり

けふは遅めの朝食を摂る。それもがんばって多めに。といふのも、会場ではきっと昼メシを食べられないだろうと思ったからであった(結果としては杞憂で、うどんが売られていた)。 ほげほげしていたら、出るのがおくれ、5分遅刻で100円均一台に。 ぐるーと廻…

オタどんの まねっこをして 古本三昧 したいもの 

人名索引オタどん ツイッターで、波多野厳松堂と、波多野完治(心理学者)や波多野賢一(司書)とは縁戚関係があるのかないのかわからんとつぶやいたら、さっそく、猫猫先生もたよるグーグルブック人名索引たるオタどんが答えを。http://d.hatena.ne.jp/jyun…

ヘンな夢

今朝見た夢はめづらしく業界ものであった。館を代表してH女史が演説することになったところ、病気でできなくなり、そのことをめぐって会議で紛糾するというもの。防衛庁の司書がそれでも体面上やれというので、ついがまんしきれなくなってわちきがブースカい…

イケブックロへ行く

けっこう日曜はイソガシかったのだが、その合間をぬって池袋なるイケブックロを覗きに行く。 電信によれば土曜に友人らが進出していたらしいが。 最初、会場がよくわからんかったのだが、区役所があるあたりの、ちょっと繁華街のなかではエアポケットのよう…

康徳印書館 大東亜出版文化研究所ってなんだろ 1943..1.18 大東亜出版文化株式会社創立(社長:赤尾好夫,1907.3.31ー)となんか関係あるのかしらん(゜〜゜ ) 1943.10.30 洲崎遊郭、全面的に廃業,工員宿舎となる 百年史年表 p.667しかし、辻潤の本が戦時…

人文系レファスキルの言語化

偶然記録:あたかも、ーーとして、 固有名⇔一般名の変換:〜といえば、○○さん・××社、△△会、などと。逆も。

こんなん、もらった(^-^;)

柴野京子「公刊された『改造社出版関係資料』について」『出版クラブだより』(546) p.1-3 (2010.8) ひそかに有名に?なりつつある慶応所蔵の資料のことである。ある人に、これにわちきが港やさんから6万数千円だして買った物体Xの一部があると聞き、びっく…

お日様が高いのにバカ話

おとといだったか、おちんちんの長さ比べをした話をしたら友人が、それって、まるで中高生みたいな(σ^〜^)と、いわれてしまった(・∀・)などなどくだらぬ話はつきないのー(´∀` ) よきかな 京大社会学の先生だった大澤マサチ先生の不倫セクハラ事件のこと…

資料保存論が台湾で始まった理由

最近、総合誌や専門誌を読まない。読むのは出版社のPR誌。これがいーのだ。 ふたつの意味でよくて、時間がゆったり流れていること。というか、長期的視点で書かれているものが多いこと。もうひとつは、具体的に教えられることがあること。 今回は後者で発見…

National Bibliographyと、National Antiquarian Catalogue

このまへの雑誌をみていたら、http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20100726/p3 アガタ先生の、ネット利用者分析法の紹介記事にオモシロき記述の断片があった。これは、Google Ad Plannerとかいいつるサービスを使ったりして、国会図書館サイトの利用者分析…

昭和18年版の出版年鑑から

昭和18年版(中身は昭和17年の出来事)をパラパラみると、いろいろオモシロい。ちと意外だったのは18年版がでなかった雑誌年鑑にかわりて、雑誌の総括をしているところで、対外プロパガンダ雑誌の総括をしているところ。 「対外宣伝雑誌」として次のようなも…

へんな時間に起きる

まえの家の夢をみてて目が覚めた(-∀-;) ブンポさんから函がとどいたなぁと、なかに入っていた『Bookman』2(7)(1925.9)を読んでいたら、いつのまにか寝てしまって、へんな時間に起きてしまった(^-^;) 関根喜太郎のへんてこな出版論が乗っていたせいか?…