書物蔵

古本オモシロガリズム

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

不思議な読書運動家と,時代に翻弄された読書運動家(満洲の沃野に読書はあったか 3)

戦時中の読書運動については重要人物が幾人かいるわけだが… そのうちいちばん不思議な人物,堀内庸村(大政翼賛会文化厚生部・嘱託)について新たに2つも文献が! ひとつには,うふふ,こんなこと書いてる… おもしろ。 もうひとつはずいぶんと離れたところ…

めずらしくお勉強

このまえ東武宇都宮線内で読んだこれのメモ 図書館・情報学研究入門 / 三田図書館・情報学会. -- 勁草書房, 2005.10 この本はタイトルに反して「文献展望」なので役にたつ部分がある。 索引誌Science Citation Indexが創刊されたのは1961年(p.208) 欧州doc…

あしたは

たしか,あしたはデパート展だったような気が うむ イルムス館(池袋)へ突入せんとす!(`・ω・´)ゝ

雑誌じゃなくて新聞記事の索引はどうなったのー?

上記の新聞記事では「出版物で探すのが最も難しいのは雑誌記事」とあるが、新聞記事は? といえば、新しいものは各社のネットとか、ちょっと古ければ日経テレコン(有料)で本文から引ける。 けど、雑誌ならぬ新聞記事の索引を國會が作っていたのはみんな忘…

図書館は雑誌がキライ 結局は國會だのみなのだが…

(ちょっと前の記事の再論) 図書館は雑誌を軽視している ってことは、どっかに書いてあったかなぁ。ま、大宅壮一文庫がらみの文献とかにあるかな。 伝統的に図書館は雑誌を軽視してきた。 理由はよくわからん(仮説)。 ・雑誌はそもそもエフェメラだった→…

資料整理

どこいっちゃったのかと思ってた「南京図書大略奪」の記事(赤旗) なーんだ(^-^;) ちゃんとわちきの袋ファイル「南京図書大略奪」に入ってた。 「もう一つの南京“大虐殺”/日本軍が中国の88万冊の図書奪う」『赤旗(日曜版)』1986.8.17 これについては、…

古書展

以前は毎日のように行っていた古書店・古書展 最近いけないことがある だから今日、また京王(新宿)行っちゃおうっと(・∀・) 〜〜〜 行ったら友人がいた(・o・) ぐるっとまわってメシ喰って帰る

きょうは 古書会館3連荘

高円寺へ そのあと神保町 余力があれば反町(東神奈川)へいこうかなぁ 〜〜〜 高円寺 高円寺の古書会館は今日もまた常連さんたちが… 暑いから早く空けろと戸をドンドンたたくのにはちょっとついてけない(たしかに、とっても暑いが) 開場したのでひと廻り…

パソコンに暮らしの手帳はないのか

やうやく復活しつつあるパソコン環境(とはいへ、まだまだ)。 何年かぶりにパソコンを買いに行ったら なんか個人購入用のパソコンがみんな、テレビ化してきてる。 ってのはテレビチューナーが入ってるってハナシじゃなくて。 デジカメとビデオの編集用に特…

宇都宮で東田平治さんに

夜に東京で用事があるのに、足はなぜだか浅草に。東武の始発駅。 これから宇都宮へ行って、○時までに帰ってきたいんですけど とわちき。すると駅員氏、 えっ それだとあちらにほどんど居れませんが いーの。それでも行くの。 ということで電車に飛び乗る。 …

京王(新宿)で

すっかり寝坊した。遅刻じゃ! あわてて新宿へむかうも、会場への突入は5分ほど遅れる。 とはいへ、会場が広いんで、5分ほどの遅れはたいしたことはない。 ということでぐるぐる廻るも… うーん、あんま買えんね。大阪の古書店がやってくれてる均一台で1冊…

大日本帝国のレファレンス業務と,その理論

図書館史研究には、個別業務史という領域がある(ということにしたい)。 目録の歴史とか、保存の歴史とかね。 で、わちきが戦後期について書いた日本レファレンス史。 ほへー、いつのまにか通説がかわっていた(戦前のとこだけど)。 いま、ネット上でこん…

偉大なる雑誌蒐集家の死

『出版ニュース』(2006.7下旬号)に載ってた。 雑誌蒐集家の死 「福島鋳郎氏が6月下旬亡くなられた」 この人、(そのスジでは)有名な雑誌蒐集家だね。福島, 鋳郎 (1936-) ‖フクシマ,ジュウロウ 福島氏は取次会社の日販の警備員として勤務のかたわら、時間…

ほんもの(・∀・)のOPAC

画像は、ほんもののOn-line Public Access Catalogだよ(・∀・)/ なんとあまあ、ネット上に全文(画像・textともに)あるね。http://deepblue.lib.umich.edu/handle/2027.42/3351 カードとテレビ回線で、まさしくオンラインで閲覧目録を見ることができる、と…

名称典拠(name authority)のハナシ

朝刊をみてのけぞった。 大朝日さまが著者名典拠(名称典拠とも)のハナシを文化欄に。 「結構います同姓同名」『朝日新聞』2006.7.25 ようするに、言説空間(ネット含む)のなかで(漢字表記上)同姓同名の異人がいて混乱するというもの。 いやさ、だから言…

東田平治について

うーん。わちきなどおよびでなくなってきた悪寒。じゃなかた予感。 せどり師および読書人のみなさま。最近、図書館史トリビアばかりで申し訳なし。来月こそは…

南京図書大略奪

へんなの… ここ数日、南京図書大略奪事件(架空)がらみでのアクセスが… 『諸君』に載った去年の今頃も、それからずっと何にもなかったのに… だれかがどっかで引用したのかな??? まとめ じつはサービス精神あふれる悪のインテリたるわちきは、「はてな」…

パソコンぶっこわれ

パソコンぶっこわれ秋葉へ いつごろ買ったパソコンだったか いくとずいぶん状況が変わっている 個人向けパソコンはすっかりお遊び路線のものしかない そのうえ,液晶画面は光沢ありしかない お目々だいじょうぶ? 自宅で長めの文章を書いたり読んだりする人…

リファランスの思想

拙ブログの常連さま方の、スバラスィーとこは、なにも、わちきの駄説にマンセーしてくれるところじゃなくて、関連する書誌事項をご教授くだされたり、古書情報を通報くだされたりするところですじゃ。 その点、半年に1回ペースで怒鳴り込んでこられる草の根…

兵器オタクの宮崎駿クンが日本を救う

戦争というものは、傍目には非常に楽しいもの。 「ハウルの動く城」をみて改めて宮崎さんちのハヤオくんの軍事趣味にみちあふれた作品だと。 飛行の飛翔感、乗り物のリアル感。 これがなければ宮崎アニメはつまらない。 港に軍艦が逃げ込んでくる場面。 最初…

宮崎アニメ

『ハウルの動く城』みる。

囗にト(つづき)

岩波新書『日本の漢字』お買う (かきかけ

神田

今日は神田の初日。 人いっぱい。 文学堂で『書斎』の端本を買う

悪魔の文字と闘った図書館人秋岡梧郎(囗にト3)

つづきね。 去年の春だったか,所沢で1000円で買ったこれを。 秋岡梧郎著作集 / 秋岡梧郎著作集刊行会. -- 日本図書館協会, 1988.11 なんだ。ちゃんと載ってるね。 『学生カナ筆記法』という不思議な本のなかで,筆記用省略記号を自分の専門領域で作るように…