書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

 新本ビストロへ

高円寺には古本居酒屋があるが(未見),三鷹には新本ビストロがある。オサレ古書店,上々堂(しゃんしゃんどう)の並びというか,げんせん館の近くというか。とにかく行って飲む。 ブログ読者のなまの声を聞く。

 谷沢永一氏が図書館学を全否定(^-^;)

うん,おしえてくれる人(ジュンク堂の怪人さん)がいて,論壇誌『Will』の10月号を読むなり。 図書館学の話は最後におまけで出てくるだけ。ちょと残念。もっと正面からお願いしたいのに(^-^*) 論の本体はといえば,いや,谷沢センセの言ってることはしごく…

 図書館政治としての「千代田区立」日比谷図書館

う〜ん,やっぱり司書のみなさんは反対みたいだのぅ。 気持ちはわかる(つもりだ)よ。東京市議会であの坪谷善四郎が提案した図書館だからね。って坪谷に興味のある図書館員はぜんぜんいないだろうけど。 でもわちきは図書館趣味者にすぎんので,外からみた…

斎藤毅の蔵書について想像

わちきが拾ったのは雑誌・パンフばかり。へんだ… 著作が少ないとはいえ,副館長やら学長やらやった人なんだから図書館本だってそれなりに(そう,わちき以上には)持っていたはず。これは… どっか寄贈されたとみるね。 それに斎藤さんが死んでもう30年近くも…

高円寺じぇんじぇん拾えな〜い

うーん。2日目だからかなぁ。ただ街全体がお祭りで雰囲気がちがうのはよかった。 それで高円寺から阿佐ヶ谷まで散歩する。 あゝ,ここらへんにちっちゃい古本屋があったなー と思ったら… その店の前に(通りを向いて)立っていたオヤジサン,いつも古書展の…

 ビッグボックス(高田馬場)へいったら

何も拾えませんでした。(;_;)シクシク… でも… なんと早稲田古本屋街でさがしてた一冊 略奪した文化 / 松本剛. -- 岩波書店, 1993.5 1500円 「南京図書大略奪」説を批判していた金丸裕一氏が,図書館史にゃあまともな本がほとんどないけど,その少ないう…

台風一過で図書館本掘り出し!!!

たいへんたいへん! 古書会館に入ったら左の方へ歩いていったんだけど、これがドンピシャ! まず最初にこれが目に入ったのが勝因でした。 昭和20年代のレファレンスの教科書みーっけ(^-^*) 考査事務のあり方について. -- 国立国会図書舘一般考査部, 1951.1. …

日比谷図書館が千代田区に 反町コレクションとは

都立日比谷が千代田区立に 某政党紙「しんぶん赤旗」に「都立日比谷図書館を廃止」とある。 よくよんでみると,廃止というよりも千代田区に移管するという方針を25日に教育委員会が明らかにしたということ。けど他紙はまったく書いてないし,これはアカハ…

少年出納手のことが気になって…

なんだか出納手のことが気になって文献をあさってみた。 西村正守「帝国図書館図書出納略史」『図書館研究シリーズ』no.17, p.1-39 (1976.2) とてもおもしろそう(って思うのはわちきだけ)(^-^;)。 中身は未読だけど,一見して一次史料をふんだんに使って…

台風がくる

露天の古本市(浦和や馬場)は中断ですかね。 でも東京古書会館のならやるでしょう。期待(^-^*)

[新聞切抜]徹元さん叱る

いちど部分を引用したけど,あれだとちょっとよく分からないのでまた。 ずっと後年,つとめていた国会図書舘でながく続いた新聞切抜史料作成の職場でのこと。一つの記事の訂正や追加を,何日経ってもかならず見落とさずフオローする女子職員がいて係員賞賛の…

なんか満鉄調査部の新本が出るらしいので古本も

昨日,平凡社新書で満鉄調査部事件についての本がでることを知った。これは新史料で事件のことを再度洗い直すというものらし。 一方的に特高がいじめたという図式だけでなく,部内の派閥抗争なんかも関係していたらし。 内部抗争と外からのいじめという点じ…

 クリッピング論争?

めずらしく図書館時事ネタを。G.C.W.氏のブログで知ったんだけど,ちょっとしたクリッピング小論争をみつけました。 で,おもしろい。コトの当否じゃなくて,クリッピングが主題になってることが。 いやー,図書館員がクリッピングについて語るのを読んだの…

 朝っぱらから終戦直後の事件の話を聞く

帝国図書館の脇に,木造のちんまりとした建物があった。 日本図書館協会がはいっていた建物。 先の大戦「Greater East Asia War」が終わった時,そこにある資料が運び込まれた。 隠したつもりだったみたい。けど… 英国軍と豪州軍がやってきて,もっていっち…

 『古書肆・弘文荘訪問記:反町茂雄の晩年』

ようやく著者の青木正美氏がどつかれる場面まで読む(^-^*)。どつかれるのは知ってたから,読みながら「いつどつかれるか,いつどつかれるか」ってドキドキしちった(^-^;)アセアセ。これで安心してこの先読めるだす。

 図書館員の属性(畑)のちがい

図書館員は,そのキャリアによって何種類かにわけられる。一般には「○○畑」とかいわれるような,そんな類別。以下のの○○畑ってのは業界語ではなく,ここでの分析概念ね。重要なのは,その人が現在ただいまその業務に従事してるかどうかじゃない点。図書館員…

 雑談で

岩淵兵七朗,桜井義之の話を聞く

「見えてたのに見えてなかった」こと(つづき)

わちきは無邪気に,議会図書館にも保管をする部局なんちゅーもんがあるのだなぁ。ご苦労なこと,と思っただけだったんだけど,友人の指摘であわてて写真を見直すと,たしかに「アフロアメリカン」が映っている。 無邪気なわちきと邪悪な友人? 友人はよーす…

「見えてたのに見えてなかった」こと

この前,京極夏彦の「うぶめのなつ」という映画を見,小説も読んだが,そこでのキー概念は「見えてるのに見えてない」というもの。 まぁ,小説ほどのことはありませんが,自分にそういうことが起こったことをひとつ。 図書館政治ネタなんで,読書人にはつま…

 城北展で図書館本を拾う

ぐるぐる廻ったら,目に「読書」の文字がとびこんできたよ こどもの読書指導 / 滑川道夫. -- 国土社, 昭和24. -- (ほうむらいぶらり ; 教育の部 第3) 1500円 状態やや悪 ちょっと高いかもね。でも昭和20年代前半の図書館本はきわめてめずらしいし,著者が滑…

 前橋スズランで奇天烈図書館本を拾う

開場時間にすこし(5分ほど)遅れる。でも… 全然心配ありませんでした。閑散としてる… 規模も… うーん,忙しい人はまぁ来なくても… ってところかな。それでも頑張ってるなぁとは思う。町中はシャッター通りと化してるなかで,地元のデパートと共闘してるのね…

 東急(渋谷)の古本市で仮性図書館本を立ち読み

古本市最終日。拾えず立ち読みだけでした。 谷沢永一の本(たしか,読書人の蹣跚 / 谷沢永一. -- 潮出版社, 1993.12)のかいせつに面白いことが書いてあった。 大西貢(おおにし・みつぎ)という国文学者が賛?を寄せているんだけど,その中に国会図書舘のこ…

 イルムス(池袋)の古本市で古本屋本を拾う

ちょっと拾えたよ 古書肆100年 : 一誠堂書店 -- 一誠堂書店, 2004.7 , 181p. 1500円 へぇ。こんなの出てたんだぁ。知らなかった。本には「非売品」とある。 これ1冊拾えただけでも,イルムスに突撃した甲斐があったというもの(^-^*) でも,となりで会計して…

三月書房

あんまり暑いんでいったんオテルに戻る。シャワーを浴びるのだわさ。 それから夕飯の場所へとありく。 寺町通りをぶらぶらと。すると… へんな新刊書店があるよ('0'*) 超ヘンテコ 棚を見れば見るほど 特殊マンガとか多いなぁ。友人が喜ぶかも。で,結局…こん…

あすたるて

ジュンク堂の怪人さんなどから情報をえて,再度,さがしてありくなり〜 あったよ,アスタルテ書房 たしかにこれでは誰も来れないなり〜 特に夜は絶対に 三宅雪嶺伝を買いたいなと思ったけど,うーん,とりあえずまた今度ね。

8/13の日記

またも糺の森へ 拾えたよ〜 日本古典籍書誌学辞典 / 井上宗雄. -- 岩波書店, 1999.3 函なし1万 これは立派な本だす〜 書誌学ってーのは昔から伝統芸能みたいにマニュアルにならないもんなんだけど,この辞典っちゅー形式で近代化が図られたわけだわさ。 け…

酒を飲みながら

鈴木重三,朝倉治彦,石山洋,丸山昭二郎,稲村徹元,などの話をする。

明日

何を措いても行く,と言ったでしょー イルムス館へ突撃するだす〜 午前10:00を以て突撃予定。

8/11の日記 ただすのもり突撃〜

朝飯もそこそこにバスに飛び乗る。糺の森というバス停で降りると,おじさんたちが林の方へ吸い込まれていくんで後を追う。 ちょうど開場数分前でした。開場前からみなさん100円棚の周りをうろうろ。 開場と同時にみんな突撃したので,わちきもマネて突撃〜 …